メガネのから拭きダメ!絶対!
2025年06月15日
先日、ネットニュースでこんな見出しの記事が掲載されていました。
《メガネのからぶきはやめて!正解は「水洗い」》
その記事のコメント欄でも「今までカラ拭きをしていた」「メガネ屋でもらうメガネ拭きで拭けば問題ないと思っていた」等、結構メガネのお手入れ方法を知らないメガネユーザーが多いことに驚きました。
まずごく一部を除いてメガネレンズの素材はプラスチックで出来ています。
プラスチックの基材に反射防止、UVやブルーライトカット、撥水、耐傷など何層ものコーティングを施しています。
レンズ表面は非常にデリケートで、そんなレンズ表面に日常使用による微細な付着物(ホコリ、黄砂、PM2.5等)が付いたままティッシュやメガネクロス、はたまたハンカチやハンドタオル、衣服の裾(!)などでカラ拭きしてしまうと、当然物理的な汚れを挟んで擦ることになるのでレンズ表面は傷付き、拭き傷でグルグル傷やコーティングの剥がれなどを引き起こしてしまします。
『ちょっとぐらい』の積み重ねが早期のレンズの痛みに繋がります。
まずは何をおいても『流水での水洗い』これが大事!

そして『中性洗剤での撫で洗い』これも大事!ハンドソープは×
ハンドソープの酸性やアルカリ成分がレンズのコーティングを痛める場合があります。それにハンドソープは洗い残しの液がレンズとフレームの間に入り込み、乾くと固形になりレンズのコーティングやフレームのメッキを痛める原因となります。
そして汚れているのはレンズだけではありません。
一度ご自身のメガネの鼻パットや丁番のネジ部分、メガネのテンプルの先のプラスチック部分を見てください。
思わぬ汚れが付着しているのでは・・・?
鼻パットの汚れは大体緑色に変色していることが多くこれは緑青といって「銅」が酸化して起こる化学反応です。サビの発生する要因は「汗」や「皮脂」などに含まれる塩分が反応して起こります。レンズはキレイにしてもパットは汚れたままの方が多いですね。
そして丁番(メガネのフロントとテンプルを繋ぐ部分)のネジは茶色く変色しているものもあります。これは汗や水気によって鉄やステンレスなどの金属が酸化して発生する、赤褐色のサビです。ネジはステンレス、ニッケルなどで隙間に入り込んだ塩分を伴う水気がそのままになるとネジを侵食して茶サビとなりネジ折れの原因となります。
どちらも原因は『汗』。

なのでメガネのレンズだけ水でチャチャっと流すのではなくメガネを丸洗いしてください。
思わぬ所に汗は流れ込んでいることが多いです。
そしてメガネのお手入れが終わったら必ず水気をティッシュで押し拭きしてください。
メガネ拭きで仕上げる人もおられますが水滴はティッシュのほうが吸い取りやすいのでオススメです。
最後に帯電防止のメガネクリーナーで仕上げたら完璧ですね^^
これから梅雨に入ってメガネが雨で濡れてしまったり、暑くなる日が続いて汗で濡れてしまったりメガネにとって過酷な季節の到来ですが、しっかりメガネのアフターケアをして視界は晴れ晴れとしたいですね!
《タカダ》
《メガネのからぶきはやめて!正解は「水洗い」》
その記事のコメント欄でも「今までカラ拭きをしていた」「メガネ屋でもらうメガネ拭きで拭けば問題ないと思っていた」等、結構メガネのお手入れ方法を知らないメガネユーザーが多いことに驚きました。
まずごく一部を除いてメガネレンズの素材はプラスチックで出来ています。
プラスチックの基材に反射防止、UVやブルーライトカット、撥水、耐傷など何層ものコーティングを施しています。
レンズ表面は非常にデリケートで、そんなレンズ表面に日常使用による微細な付着物(ホコリ、黄砂、PM2.5等)が付いたままティッシュやメガネクロス、はたまたハンカチやハンドタオル、衣服の裾(!)などでカラ拭きしてしまうと、当然物理的な汚れを挟んで擦ることになるのでレンズ表面は傷付き、拭き傷でグルグル傷やコーティングの剥がれなどを引き起こしてしまします。
『ちょっとぐらい』の積み重ねが早期のレンズの痛みに繋がります。
まずは何をおいても『流水での水洗い』これが大事!

そして『中性洗剤での撫で洗い』これも大事!ハンドソープは×
ハンドソープの酸性やアルカリ成分がレンズのコーティングを痛める場合があります。それにハンドソープは洗い残しの液がレンズとフレームの間に入り込み、乾くと固形になりレンズのコーティングやフレームのメッキを痛める原因となります。
そして汚れているのはレンズだけではありません。
一度ご自身のメガネの鼻パットや丁番のネジ部分、メガネのテンプルの先のプラスチック部分を見てください。
思わぬ汚れが付着しているのでは・・・?
鼻パットの汚れは大体緑色に変色していることが多くこれは緑青といって「銅」が酸化して起こる化学反応です。サビの発生する要因は「汗」や「皮脂」などに含まれる塩分が反応して起こります。レンズはキレイにしてもパットは汚れたままの方が多いですね。
そして丁番(メガネのフロントとテンプルを繋ぐ部分)のネジは茶色く変色しているものもあります。これは汗や水気によって鉄やステンレスなどの金属が酸化して発生する、赤褐色のサビです。ネジはステンレス、ニッケルなどで隙間に入り込んだ塩分を伴う水気がそのままになるとネジを侵食して茶サビとなりネジ折れの原因となります。
どちらも原因は『汗』。

なのでメガネのレンズだけ水でチャチャっと流すのではなくメガネを丸洗いしてください。
思わぬ所に汗は流れ込んでいることが多いです。
そしてメガネのお手入れが終わったら必ず水気をティッシュで押し拭きしてください。
メガネ拭きで仕上げる人もおられますが水滴はティッシュのほうが吸い取りやすいのでオススメです。
最後に帯電防止のメガネクリーナーで仕上げたら完璧ですね^^
これから梅雨に入ってメガネが雨で濡れてしまったり、暑くなる日が続いて汗で濡れてしまったりメガネにとって過酷な季節の到来ですが、しっかりメガネのアフターケアをして視界は晴れ晴れとしたいですね!
《タカダ》
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