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名人戦第5局

2025年06月01日

南千里店

藤井聡太名人に永瀬拓矢九段が挑戦する第83期名人戦七番勝負、名人戦の第5局が5月29日、30日の2日間に渡って茨城県古河市の『ホテル山水』で指されました。


第4局は名人戦では珍しい千日手指し直しの末、永瀬九段が終盤で粘りで逆転、名人戦での初勝利をあげました。

本局は勢いに乗った永瀬九段が連勝とするのか、はたまた藤井名人が苦い逆転劇に終わった前局から軌道修正してくるのか今後を占う一戦となります。

先手番は永瀬九段。自然な飛車道を開けてからの角換わりとなりました。
藤井名人は右玉に構えて応戦。お互いバランス重視の陣形となりジリジリとした中盤戦が続く。しかしここでも千日手の影がちらつく。
明確な戦いが起こらないまま1日目が終わろうとする頃、お互いの駒が往復運動をしだす。
「すわ、千日手か!?」
と思われたが、一旦藤井名人が違う手を指しそれを見た永瀬九段が考えたまま封じ手となった。
明けて2日目。
開始早々、再び両者の飛車が戦場から一番遠い場所で往復運不動しだした。
そのままお互いが駒を動かし合い同一局面が4回連続で出現したので規定で千日手が成立。異例の2局連続での千日手となりました。

先後入れ換えて対局が開始され、角換わりとなりました。
暫く第2局の進行をなぞるように進んでいきました。
第2局は永瀬九段が指した9二香が終盤思わぬ重荷になってしまいましたが、ここはしっかり修正してきましたね。さすがです。
対して藤井名人は合わせられた歩突きに手抜く手を見せると評価値は後手の永瀬九段に有利に傾き始める。
中盤以降永瀬九段がやや押してはいるが依然シーソーゲームは続く。
しかし、永瀬九段の僅かな隙を見逃さず徐々に形勢を立て直すと、藤井名人が最後は17手詰みを見逃さずに永瀬玉を追い詰め勝利。苦しみながらもの名人3連覇での防衛を果たしました。

藤井名人は最年少で名人位を奪取してから、名人戦ではここまでたった3敗しか喫していないが、特に今期はかなり苦しみの中での防衛となりました。
やはり棋界No.2の永瀬九段だと思うような流れにはできないのでしょう。

永瀬九段とはまた王位戦で戦うこととなります。
そして更に6月3日から棋聖戦が始まります。
挑戦者は杉本和陽六段。25歳で4段に昇段し33歳でタイトル戦挑戦者となった遅咲きの棋士です。しかし永瀬九段を破って挑戦者となっていますので実力はあります。大舞台で力が発揮できれば、藤井七冠に一撃を入れることができると思います。

《タカダ》

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