新古竜王相搏つ
2023年03月05日
今年も将棋界の一番長い日がやってきました!
3月2日(木)にA級順位戦最終局が 静岡市葵区の浮月楼にて行われました。
A級順位戦の最終局及びその前局は、名人へのタイトル挑戦権や最高峰リーグからの降級といった重要な要素が絡むため、公平を期すために、原則として同日の一斉対局となっています。
そして順位戦では最長の各6時間の持ち時間があり、対局が深夜にまで及ぶことから将棋界の一番長い日と呼ばれています。
A級に昇級したばかりの藤井竜王と広瀬八段の最終局に注目が集まりました。
共に2敗のまま最終局に望みます。同時に勝利すればプレーオフ、藤井竜王が勝ち広瀬八段が負けた場合藤井竜王が名人への挑戦権を得ます。
逆に藤井竜王が負けて広瀬八段が勝利した場合は広瀬八段が挑戦、共に負けた場合は他の3敗の棋士の勝敗によって最大4人でのプレーオフとなります。
先に勝ち名乗りを上げたのは藤井竜王でした。稲葉八段を相手に早々と主導権を握るとそのまま押し切る強い将棋でした。
一方広瀬八段も互角の中盤から少しずつ形勢が広瀬八段に傾き、追いすがる菅井八段を振り切って勝利。
これで両者とも勝利したことにより後日挑戦権を掛けたプレーオフが行われることとなりました。
どちらが勝っても名人挑戦は初となります。
左は藤井竜王、右は広瀬八段
B級1組から昇級する2名はまだ確定しておりません。2敗でトップの中村太地七段と3敗で追う佐々木勇気七段、澤田真吾七段の最終局での勝敗次第ということになっており混戦しております。
順位の関係によりそれぞれの勝敗で昇級か残留かが決まります。
このA級とB級1組の入替えが毎年悲喜交交で、観る将にとってはテンションが上がります^^
名人を筆頭に最強の11人で構成されるA級でも必ず2名が脱落します。
「鬼の住処」と言われるB級1組から再びA級へ返り咲くのはトップ棋士でも難しと言われています。
名人挑戦を懸けた運命の大一番は3月8日に行われます。楽しみです^^
《タカダ》
3月2日(木)にA級順位戦最終局が 静岡市葵区の浮月楼にて行われました。
A級順位戦の最終局及びその前局は、名人へのタイトル挑戦権や最高峰リーグからの降級といった重要な要素が絡むため、公平を期すために、原則として同日の一斉対局となっています。
そして順位戦では最長の各6時間の持ち時間があり、対局が深夜にまで及ぶことから将棋界の一番長い日と呼ばれています。
A級に昇級したばかりの藤井竜王と広瀬八段の最終局に注目が集まりました。
共に2敗のまま最終局に望みます。同時に勝利すればプレーオフ、藤井竜王が勝ち広瀬八段が負けた場合藤井竜王が名人への挑戦権を得ます。
逆に藤井竜王が負けて広瀬八段が勝利した場合は広瀬八段が挑戦、共に負けた場合は他の3敗の棋士の勝敗によって最大4人でのプレーオフとなります。
先に勝ち名乗りを上げたのは藤井竜王でした。稲葉八段を相手に早々と主導権を握るとそのまま押し切る強い将棋でした。
一方広瀬八段も互角の中盤から少しずつ形勢が広瀬八段に傾き、追いすがる菅井八段を振り切って勝利。
これで両者とも勝利したことにより後日挑戦権を掛けたプレーオフが行われることとなりました。
どちらが勝っても名人挑戦は初となります。
左は藤井竜王、右は広瀬八段
B級1組から昇級する2名はまだ確定しておりません。2敗でトップの中村太地七段と3敗で追う佐々木勇気七段、澤田真吾七段の最終局での勝敗次第ということになっており混戦しております。
順位の関係によりそれぞれの勝敗で昇級か残留かが決まります。
このA級とB級1組の入替えが毎年悲喜交交で、観る将にとってはテンションが上がります^^
名人を筆頭に最強の11人で構成されるA級でも必ず2名が脱落します。
「鬼の住処」と言われるB級1組から再びA級へ返り咲くのはトップ棋士でも難しと言われています。
名人挑戦を懸けた運命の大一番は3月8日に行われます。楽しみです^^
《タカダ》
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