本日もメガネのセンリのブログをご覧いただきありがとうございます。
9月も終わりに差し掛かり、すっかり秋めいてまいりました。
いよいよ10月です。10月のイベントといえばハロウィーン!
いつの間にか定着しましたね。
スーパーやお菓子屋さんでは8月下旬から盛り上がっていますが、
本番は10月31日、まだまだ先です。
南千里店が入っているトナリエ南千里では、10月23日に
「ハロウィンパレード&撮影会」を行います。
応募締め切りは10月10日で、抽選で小学生までのお子様がご参加いただけます。
さて、そんな10月の誕生石はオパールです。
和名は蛋白石だそうです。タンパク質のタンパクです。
ところで「蛋白」って何? と思い調べると「卵白」のことなのだそうです。
卵白のような石、ということなのでしょうか…?
実際には透明なものから乳白色、濃いブルーやグリーン、オレンジ、淡いピンクなど様々な色があります。
何と言ってもオパールの最大の特徴は、見る角度によって色が変わって見えることではないでしょうか。
(色が変わらないオパールもあるのですが)
色が変わるオパールは「プレシャスオパール」と呼ばれます。
オパールは二酸化ケイ素と水でできており、
その粒子がプリズムと同じような働きをするために七色に光るのです。
この七色に光ることを遊色(Play of Color)効果と呼びます。
もう一方の「コモンオパール」は遊色効果はなく、一般的には宝石としての価値は低いことが多いですが、中には希少価値のあるものもあります。
オパールの中でも、オーストラリアで採れるブラックオパールは希少価値が高く、
漆黒の中で揺らめく虹色には誰もが魅了されると思います。
燃え盛るようなオレンジのオパールはメキシコ産が多く、その色からファイアオパールとも呼ばれます。
産出量も多く、比較的手に入れやすいのはホワイトオパールです。
優しい乳白色の中に揺らめく虹色は、穏やかな中にも華やかさを見せてくれます。
無色透明から薄い青色のものはウォーターオパールと呼ばれます。水滴の中に虹が閉じ込められたかのような涼やかさです。
淡いピンクやグリーンのコモンオパールも人気で、
中でもグリーンオパールに瑪瑙のような縞模様の入ったものは「ドラゴンアイ」と呼ばれ人気があります。
そんなオパールですが、普段のお手入れは、使用後に柔らかい布で拭く程度で良いのですが、
いくつか注意点があります。
・乾燥・熱に弱い
ジュエリーボックスに乾燥剤を入れる方がいらっしゃいますが、オパールは乾燥するとひび割れます。
また、濡れたりしてもドライヤーで乾かさないでください。火や暖房器具の近くにもお気をつけください。
・水分を吸いやすい
ヘアスプレーや香水などがかかってしまうと、それらに含まれる化学成分が中に入り込んで取れなくなり、変質するおそれがあります。
・衝撃に弱い
ぶつけたり落としたりしないようお気をつけ下さい。また超音波洗浄機も避けてください。
以前は水に強いと信じられていて、水を入れた瓶に保管されていたこともあったようですが、
水に入れたり乾いたり、を繰り返すことで劣化や変質をするため、
長く楽しむためには水も避けたほうが良いようです。
オパールに限った話ではありませんが、水仕事の際は外しておいたほうが良いですね。
濡れた場合は速やかに柔らかい布で水分を拭き取ってください。
(熱や衝撃に弱いところはメガネのレンズに似ていますね。)
色づく秋にこそ、色の変化を楽しめるオパールのアクセサリーも楽しんでみてはいかがでしょうか。
《マスイケ》
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