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本のお話

2021年12月06日

南千里店


刺客の花道
森村誠一


吉良上野介の用心棒であった、剣の達人・朽木主膳は

『 お任せあれ、拙者一命にかけても吉良様をお守り仕る』

主膳は、武士の名誉にかけて誓った。

なのに、まさか今宵に限って『 自分一人が一夜空けたところで

どういうことはあるまい』

都合よく解釈して不安をねじ伏せた。

そしてその夜、赤穂浪士は押し入ってきたのである。

赤穂浪士の討ち入りに居合わせず、武士の面目を失った

その後、妙な縁から闇の小吉と名乗る男の話にのり

賭場の用心棒にありつくが、小吉の意図は主膳を

刺客に仕立てるにあった。

江戸の闇の底辺、死に場所を求めて這いまわる剣客の姿

《 フジイ 》

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