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僕が僕であるために。

2021年05月01日

千里中央店

こんにちは。


4月25日。
尾崎豊の命日。
今から29年も前のことになる。
突然の訃報はすぐにはそれが現実のものとして受け止められなかった。
それくらい当時の僕にとって尾崎豊という存在が無くてはならない大きな存在だった。
それは多くの人にとっても。




尾崎豊との出会いは17歳。
修学旅行のバスの中。
当時誰もがカセットテープに好きな音楽を編集して、それをウォークマン(携帯音楽プレーヤー)で聴いていた時代。その頃の僕はボウイ(BOΦWY)ばかり聴いていた。
帰りのバスで隣りになった同級生に薦めてもらったのが尾崎とのファーストコンタクトだった。「名前は聞いたことあるけど正直どんな曲かは知らんなぁ…」その程度の認識しかなかった。
その場でテープを借りて再生した尾崎豊のアルバム『17歳の地図』に衝撃を受けた。大袈裟に言えば魂が震えた気がした。 





街の風景
はじまりさえ歌えない
I love you
HIGH SCHOOL ROCK'N' ROLL
15の夜
17歳の地図
愛の消えた街
OH MY LITTLE GIRL
傷つけた人々へ
僕が僕であるために

その歌詞、そのメロディ、その声に一瞬で魅了された。

この感覚は後にも先にもこの時だけかもしれない。


『17歳の地図』
『回帰線』
『壊れた扉から』
『街路樹』

修学旅行から帰るとすぐに尾崎豊のアルバムを借りてきてダビングし、そこからひたすらに聴きまくった。

その後にリリースされた2枚組の『BIRTH』。
遺作となった『放熱への証』。


【30年以上が経ちCDケースは色褪せてるけど】


10代のカリスマと言われたキャリアの前半、そして大人になった尾崎が創作活動に苦悩したと言われるキャリアの後半。確かに前半の作品の方がメジャーで心に響くキャッチーな曲が多いとは思う。もちろんどのアルバムも好きだけど、僕は遺作となった『放熱への証』がたまらなく好きだ。このアルバムの表題が…

生きること。それは日々を告白してゆくことだろう。

…とある。
アルバムリリース直前にこの世を去ってしまった尾崎は、この言葉にどんな思いを込めたのだろう。

当時の僕はこの言葉の意味するところがわからずにいた。29年経った今の僕の解釈はこうだ。正解かどうかはわからないけど…

生きていくこと。それはありのままの自分を受け入れていくこと。

26歳の若さでこの世を去った尾崎豊はまさに伝説となって、今もなお多くの人の心の中で行き続けている。



誰にも縛られたくないと逃げ込んだこの夜に
自由になれた気がした15の夜
【15の夜】

少しずついろんな意味が解りかけてるけど
決して授業で教わったことなんかじゃない
【17歳の地図】

僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない
正しいものが何なのかそれがこの胸に解るまで
【僕が僕であるために】

自由っていったいなんだい
君は思うように生きているかい
【Scrambling Rock'n Roll】

受け止めよう
自分らしさに打ちのめされても
あるがままを受け止めながら
目に映るもの全てを信じたい
【存在】

あくせく流す汗と音楽だけは止むことがなかった
【路上のルール】

安らかな君の愛に真実はやがて訪れる
信じてごらん笑顔からすべてが始まるから
【失くした1/2】

俺にとって俺だけが全てという訳じゃないけど
今夜俺誰のために生きてる訳じゃないだろう
【Driving All Night】

昨夜眠れずに絶望と戦った
【太陽の破片】

心が悲しみに溢れ掻き乱されても
怯えることはないそれが生きる意味なのさ
【誕生】

裏切られても信じることから
奪われても与えることから
寂しくても分け合うことから
悲しくても微笑むことから
【自由への扉】






自分探しをしていた10代後半から20代前半の僕…いつも尾崎豊の曲(歌詞)と共にあったような気がする。

…何月が経って、この年になって、ようやく人間って多面的なものなんだと思えるようになった。弱い部分も目を覆いたくなる部分も含めて。それは自分自身も自分以外の人に関してもそう。
本当の自分なんていつまで経っても解るはずがない。他の人のことなんて尚更で。自分探しは終わりなき旅だ。そう考えると少し気持ちが楽になったりもして。



昨日久しぶりにアルバム『17歳の地図』1曲目から最後まで47分15秒通しで聴いた。

冷たい風が二人の躰すり抜け
いつまでもいつまでも離れられないでいるよ


“OH MY LITTLE GIRL”の尾崎の歌声に自然と目頭が熱くなった。こんなにも優しい歌声だったんだって。

今も全くもって色褪せない尾崎の歌はずっと僕の中にある。



《ウエノ》

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