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花鳥風月。

2021年03月27日

千里中央店

こんにちは。



『花鳥風月』

「かちょうふうげつ」
とても耳心地の良い響きのいいことば。

調べてみると「美しい自然の風景やそれを重んじる風流」を意味しています。

今年は桜の開花も例年より早く、大阪でもすでに桜が満開のところもあり、儚くも美しい薄紅色の花びらを家の近所でも目にすることができます。



僕の両親はあと何回こうやって春を迎えて桜の木の下で美しい自然の風景を目にすることができるんだろう…長生きして欲しいな…なんて感傷的になったりもします。

僕自身、花や自然にはあまり関心のない方なのですが、桜だけは別。きっと多くの人にとってもそうなんじゃないかな。
満開の桜には人を魅了して心を動かす不思議な力があるように思います。




ちなみにこの『花鳥風月』ということばは、室町時代の能楽師である世阿弥(ぜあみ)の「風姿花伝(ふうしかでん)』という能の理論書に由来するそうです。

その中で世阿弥は「上職の品々、花鳥風月の事態、いかにもいかにも細やかに似すべし」と書きました。「上品な性質や振る舞いは、能にとって大切なことである」ということなんだそうです。



世阿弥の言葉で僕の好きな言葉に次のような言葉があります。

『花は観手(みて)に咲く』

世阿弥は能において、演技をどう受け取るかは観客次第、つまり演技は演じ手のものではなく、観客のものだとしているのです。

これは僕たちの仕事にも言えることなのかなと。

僕たちの仕事におけるお客様への様々なご提案。
それは当然ながらお客様のためのもの。

本当の意味でお客様の立場に立っていなければ…それはこちらの独り善がりになってしまいかねない。

そのご提案が「花」であるかどうかは、お客様が決めること。

だけれども、いや、だからこそ、僕らはお客様の心に花が咲くように、伝える努力や工夫を怠ってはならないのだと。

…そんな事を教えてくれる素敵なことば。




最後に。

タモリさんが以前NHKのある番組で独自の『花鳥風月』論をお話しされてたそうで。

人間、歳をとると、自然…なかでも『花鳥風月』が好きになって行くのだという。

最初は花を含む植物に興味を示し、次第に鳥にも関心を示すようになり、気がつくと頬をなでる風が心地良いな、最後は月を眺めていいなぁと思うようになってくる頃には、ボチボチお迎えが近づいているんだとか…(笑)。


ただ僕は、年齢に関係なく植物や動物また自然を愛でることのできる人は、本当の意味でゆとりがある素敵な人なんだなと尊敬します。(僕はいくつになったらそんな心境になれるのだろうか…謎)





《ウエノ》

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