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まぶたが下がる目の病気。

2021年03月20日

千里中央店

こんにちは。



最近、夜の入浴後や朝出勤前に洗面所で鏡に写る自分の顔を見て、シミやこじわ、口元のほうれい線、なんとなく小さくなった目を見て、我ながら年をとったなと実感する今日この頃。



…と同時にマスクに感謝する日々(笑)。


そんな訳で、今日は瞼(まぶた)が下がってくる目の病気『眼瞼下垂(がんけんかすい)』についてお話したいと思います。

まず最初にクエスチョン。

目を開けたり閉じたりする「まばたき」
僕たち人間って1日何回くらいすると思います?

。。。

答えは1分間に約20回、1時間で約1200回、1日約2万回の「まばたき」をすると言われています。

あらためて聞くとすごい数ですよね。


「まばたき」の仕組みを断面図と共にザッとご説明すると…

眼瞼挙筋(がんけんきょきん)という筋肉が、挙筋腱膜(きょきんけんまく)を介して、瞼板(けんばん)という軟骨部分を引っ張り上げることで瞼が持ち上がります。

難しい単語が並びましたが簡単に言うと、筋力を使ってヒモの先に付いてる扉を引っ張り上げている…そんなイメージ。



それを何度も繰り返しているということになります。それも無意識に。

1日約2万回…それを生まれてからずっと続けている訳ですから年齢を重ねるにつれてトラブルがおきても不思議じゃない。


『眼瞼下垂』という症状は扉を引っ張り上げているヒモが緩んできた状態。
その結果、力を入れてもそれが伝わらず充分に扉が持ち上がらない。だから瞼が下がってしまうのです。

早い方だと女性では40歳、男性だと50歳くらいから症状が出ると言われてます。女性はアイメイクなどお化粧の際にまぶたに刺激を与えているので、挙筋腱膜を痛めやすいそうです。花粉症などでよく目を擦る人、ハードコンタクトを使用されている方も要注意なんだそうです。



瞼が下がると視界が悪くなるので、なんとか瞼を持ち上げようとします。
そうするとおでこ周りの表情筋にも力が入ります…おでこ→頭皮→首→肩と繋がってるので、結果的に目だけでなく他にも負担が掛かってしまいます。眼精疲労、頭痛、首筋の張り、肩こり、下手すると腰痛まで起きてしまうケースもあるらしい。誰も腰痛の原因が目がだとは思いませんもんね。



じゃあそうなった場合どうしたらいいのか。

『眼瞼下垂』でお困りの方は基本的には手術が必要となります。

手術をして緩んだヒモを扉に固定し直して、筋力がキッチリ伝わるようにする訳です。

そうすると目もパッチリ開き視界も広がり様々な負担も軽減されるという訳です。



それから。

『擬(ぎ)眼瞼下垂』というのもあるそうで、これは「まばたき」の機能は正常なんだけど、加齢により単純に皮膚がたるんで瞼が下がっている状態のこと。

このあたりもどちらかはご自身では判断つき難いので、不快感のある方は1度眼科さんでご相談なさってみてください。


最後に。

寝ている時、目を閉じている時以外は常に働いているとても働きものの『眼瞼挙筋』。生まれてから今こうしてブログを読んでいただいてる間もずっと。

もしも瞼が下がってきたとしても、頑張ってきたご自身の『眼瞼挙筋』を「よしよし」と褒めてあげてくださいね。

その際ムツゴロウさんのように「よーしよしよし、よーしよしよし」と可愛さ余ってあまり強く瞼を擦らないようにだけお気をつけくださいませ(笑)。

【イラストレーター、似顔絵師として活躍してされている“おかやまたかとし”さんの作品が素敵だったのでイメージとしてお借りしました。ありがとうございます】


《ウエノ》

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