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加齢黄斑変性を予防しましょう。

2020年11月07日

千里中央店

こんにちは。



今日は目の病気のひとつである『加齢黄斑変性』についてお話ししたいと思います。

読んで字の如く加齢により黄斑が変性する病気です。…そのままやん(笑)

症状としては視野の中心が歪んで見える、暗く見える、ボケて見えるなど…放っておくと視力の低下、場合によっては失明の恐れもある大変怖い病気です。
(欧米の失明原因第1位、日本では中途失明原因の第4位)。

加齢との関わりが深く誰にでも起こる可能性がありますが、50代以上の男性に多く、喫煙、食生活の欧米化、光ストレス(紫外線やブルーライト)などが要因とされています。



それでは『加齢黄斑変性』目の中ではどんな変化が起きてるのでしょう。

実はこの『加齢黄斑変性』は病気の起こり方によって【萎縮型】と【滲出(しんしゅつ)型】の2タイプがあります。どちらのタイプかによって治療法も異なります。
(ちなみに日本人の『加齢黄斑変性』の9割が滲出型となります)


(画像は『いしゃまち 家庭の医学情報』さんのサイトよりお借りしました。ありがとうございます)

【萎縮型】
黄斑部の老廃物の蓄積が進行すると、網膜の組織が栄養不足になり、萎縮して視細胞が減ってしまいます。

有効な治療法はまだないが、病気の進行は比較的ゆっくりで、視力が急激に低下することはない。治療法としては、定期的な経過観察、生活習慣の改善。

【滲出型】
網膜に異常なもろい血管(新生血管)ができ、そこから出血したり、液体成分が漏れ出ることで起こります。

比較的進行が早く、発見したらすぐに治療を始める。
治療法は新生血管を縮小したり、レーザーで灼いたりすることで、病気の進行を遅らせ、低下した視力の維持・回復を目指します。
具体的には抗VGEF療法、光線力学療法、レーザー凝固という3つの治療法となります。



ではここからは、どう予防したらいいのかについて。

この『加齢黄斑変性』身体の酸化ストレスが病気の要因となるので、発症・進行の抑制には生活習慣を整えることが大切です。

①喫煙者の方は、まずは禁煙
喫煙は全身の酸化ストレスを増やし、加齢黄斑変性を引き起こす炎症の原因をつくると考えられています。



②食事では抗酸化作用のある物質を摂取
具体的にはビタミンC、ビタミンE、ルテイン、オメガ3脂肪酸、亜鉛など… ほうれん草・にんじん・ブロッコリーなどの緑黄色野菜、あじ・いわしなど青背の魚、アーモンド・ピーナッツなどのナッツ類がいいようです。サプリメントを補助的に摂取するのも◯。



③サングラスやブルーライトカットのメガネ
可視光線の中でも波長の短い紫や青色の光は網膜の視細胞にダメージを与えます。光ストレスから直接目を守りましょう。





最後に。

以前お店で検査をしていて、放射状の乱視表を見ていただいた際に「濃淡はないけど、線が歪んで見える」との反応があり、念のため眼科受診していただくと『加齢黄斑変性』との診断を受けられたお客様もおられます。

ご自宅で確認できる方法にアムスラーチャートがあります。片目を閉じて30cmの距離で格子状のチャートを見て異変がないかを確認します。少しでも「んっ?」と思った方は一度眼科受診なさってみてください。




それから、本日11/7(土)午後8時、 Eテレにて放送の番組『チョイス@病気になったとき』のテーマが「加齢黄斑変性 最新治療情報」となっております。ご興味のある方はぜひご覧ください。僕も観よっと。






《ウエノ》

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