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波乱?のカラヴァッジョ展

2020年02月02日

南千里店

あべのハルカス美術館にて開催されている「カラヴァッジョ展」へ行ってきました。



とにかく今回のカラヴァッジョ展は、初来日が予定されていた作品の展示中止があってガッカリされた方も多いと思います。

イタリアから貸し出される予定であった大阪展限定の「ホロフェルネスの首を斬るユディト」と「瞑想するアッシジの聖フランチェスコ」がなんと不出のため展示中止に・・・。


《ホロフェルネスの首を斬るユディト》


《瞑想するアッシジの聖フランチェスコ》


特に「ホロフェルネスの首を斬るユディト」はカラヴァッジョ作品の中でも劇的な情景で世界でも人気のある作品だったのでこの目で見られなかったことが悔やまれます。

曰く、イタリアの文化省の委員会が「技術的な理由で搬出を中止させた」とあり、商業利用を推奨し来日を認めた省の担当トップが「文化財を守る」方針の派閥に変わったことが背景にあるのではないかとのことです。

今後、カラヴァッジョ作品に限らず、イタリアで特に人気のある画家の作品の、海外での展覧会が難しくなっていくのではないのかなと思ったり・・・。

まあ無いものはしょうがないので来日した他のカラヴァッジョ作品で満足することにしました。

画家カラヴァッジョはとにかく素行の悪い「荒くれ者」だったと言われています。
画家としての生活に困ることはなかったようですが、その生涯は波乱に満ちたものであり、彼を語る書物には「2週間を絵画制作に費やすと、その後1か月か2か月のあいだ召使を引きつれて剣を腰に下げながら町を練り歩いた。舞踏会場や居酒屋を渡り歩いて喧嘩や口論に明け暮れる日々を送っていたため、カラヴァッジョとうまく付き合うことのできる友人はほとんどいなかった」とされている。
1606年には乱闘で若者を殺して懸賞金をかけられたため、ローマを逃げ出している。さらに1608年にマルタで、1609年にはナポリで乱闘騒ぎを引き起こし、乱闘相手の待ち伏せにあって重傷を負わされたこともあった。翌年カラヴァッジョは熱病にかかり、トスカーナ州モンテ・アルジェンターリオで38歳の若さで死去する。人を殺してしまったことへの許しを得るためにローマへと向かう旅の途中でのことだった。

画家って物静かなイメージがあるんですが、このカラヴァッジョはとんでもない人物だったようで^^;


《リュートを弾く若者》


《法悦のマグダラのマリア》

大阪展で見たこの2作品が自分は好きです。



展示中止作品が不掲載でしたので本当はあまり欲しくはなったのですが展覧会図録は一応購入しました。

展覧会は16日まで開催されています。カラヴァッジョとその周辺の画家の作品も見ごたえあるものが多いので関心のある方は是非。

《タカダ》

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