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私は光をにぎっている。

2019年11月02日

千里中央店

自分は光をにぎつてゐる
いまもいまとてにぎつてゐる
而(しか)もをりをりは考へる
此の掌(てのひら)をあけてみたら
からつぽではあるまいか
からつぽであつたらどうしよう
けれど自分はにぎつてゐる
いよいよしつかり握るのだ
あんな烈しい暴風(あらし)の中で
摑んだひかりだ
はなすものか
どんなことがあつても
おゝ石になれ、拳
此の生きのくるしみ
くるしければくるしいほど
自分は光をにぎりしめる



明治から大正にかけて活躍した詩人山村暮鳥(やまむらぼちょう)の詩『自分は光をにぎつてゐる』。とても良い詩です。



こんにちは。


僕がこの詩を知ったのは映画『わたしは光をにぎっている』の中で引用されていたから。



『わたしは光をにぎっている』は松本穂香さん主演の映画で11月15日全国公開(大阪は11月22日)なのですが、先行上映会が新梅田シティのリネ・シーブル梅田であるという情報を聞きつけネットで席を予約の上で足を運びました。舞台挨拶もあるというので…。

ドラマ『この世界の片隅に』を観てからの松本穂香さんのファンでして。もちろん携帯はauです(笑)…これは元々ですが…(笑)。


この画像はドラマ『この世界の片隅に』より。


あらすじをご紹介。

両親に代わって育ててくれた祖母・久仁子の入院を機に東京へ出ることとなった澪(みお)。都会の空気に馴染めないでいたが「目の前のできることから、ひとつずつ」という久仁子の言葉をきっかけに、居候先の銭湯を手伝うようになる。昔ながらの商店街の人たちとの交流も生まれ、都会の暮らしの中に喜びを見出し始めたある日、その場所が区画整理によりもうすぐなくなることを聞かされる。その事実にとまどいながらも澪は「しゃんと終わらせる」決意をするー





公開前なので内容は綴れませんが、とても静かな映画です。主人公澪(松本穂香)もあまりセリフがない。ドキュメンタリー映画のようでもある。不器用ながらも静かで強い澪の存在感が、区画整理によって消えていく街を物悲しくも、その先にある希望の光と共に感じさせてくれました。





祖母の久仁子が澪に言った言葉で、僕自身すごく印象的だった言葉があります…


言葉は、必要な時に

言葉から歩み寄ってくる。

言葉は、心だから。

心は、光だから。



そこで冒頭でもご紹介した山村暮鳥さんの詩。
祖母の久仁子が大切にしていて、いつも澪に聞かせていた詩なのですが…
「言葉は心だから、心は光だから」その言葉によってこの詩がより深く心に染みました。



自分は光をにぎつてゐる
いまもいまとてにぎつてゐる
而(しか)もをりをりは考へる
此の掌(てのひら)をあけてみたら
からつぽではあるまいか
からつぽであつたらどうしよう
けれど自分はにぎつてゐる
いよいよしつかり握るのだ
あんな烈しい暴風(あらし)の中で
摑んだひかりだ
はなすものか
どんなことがあつても
おゝ石になれ、拳
此の生きのくるしみ
くるしければくるしいほど
自分は光をにぎりしめる




上映終了後の舞台挨拶では監督の中川龍太郎さんとともに松本穂香さんが壇上。インタビュアーも含めて3人でのフリートーク。

撮影の裏話など楽しく聞かせていただきました。10秒間限定の撮影タイムもあったりして。


僕のiPhoneでの精一杯写真。


誰かのいいカメラで撮影された写真。

それよりも何よりも松本さんメッチャ可愛い。大阪の堺市出身なんですって。地元凱旋。お話しされてる様子も一生懸命でますますファンになりました。

最後に松本さんが言ってた言葉。
「日々辛いこと、しんどいこと、先が見えないことがあると思うんですが、好きなことや目の前のことを少しずつ頑張ることでみえてくるものがあると思います。なので一緒に頑張りましょう。」


…頑張れます(笑)!!

みなさん、ぜひ映画館でご覧くださいませ。











《ウエノ》

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