鯖江・眼鏡関連工場見学~1日目
2018年02月16日
14、15日と南千里・千里中央両店お休みを頂いて社員全員でメガネの聖地福井・鯖江の眼鏡関連工場見学へ行って来ました!
連日ニュースで報道しておりました通り、福井は1月末より断続的に大雪が降り積もり、56豪雪以来37年ぶりの豪雪に見舞われて交通機関が麻痺してしまっており、現地の方々心配は勿論のこと、我々も果たして行けるのかどうか出発前日まで思案しておりましたが、ここへ来て天の恵みなのか日頃の行いの賜物なのか、当日は大阪もそして福井も何週間かぶりの好天に恵まれ無事出発することが出来ました。
高速道路は渋滞も無く至って順調で、彦根を過ぎ米原を越えた辺りでも周辺に雪はまだ見えず、遠くに見える白化粧された伊吹山が綺麗で意外と現地も雪溶けてるんじゃね?と軽く考えておりましたが・・・。
北陸自動車道の入った辺りから徐々に雪が見え始め・・・
賤ヶ岳SAに着く頃にはすっかり銀世界。南條SAではごらんの感じでした。
そして、鯖江市に入ると歩道が見えない程のうず高く積まれた雪の山が・・・。
そんな中めがねミュージアムに到着。
入り口には、福井県のメガネ産業の礎となった増永五左ェ門さんの銅像が・・・。
めがねミュージアムは100年以上のメガネの伝統の技とメガネの歴史を知ることが出来る、謂わば鯖江の玄関口のような感じで、ここでメガネねの歴史的変遷を勉強することが出来ます。
そして併設するメガネショップで鯖江の最新のメガネを手にすることができます。
皆様も鯖江に行かれることがあれば寄ってみてメガネの歴史と最新の技術に触れてみて下さい。
さて、次は今回の見学行程のメインである工場見学にまいります。1日目は三工光学さんと浜本テクニカルさんです。
三工光学さんは自社ブランドであるDUN(ドゥアン)を筆頭にスレンDやmonblue、そしてOEMも手がけている鯖江の大手フレーム生産工場の一つであります。
このようなオリジナルの工作機械が所狭しと並んでおります。
ロー付けの機械です。少しでもずれると左右のバランスが変わります。作業される方の細かな感覚が要求されます。
こちらは、ロー付けが終わったはみ出したローを段差なく綺麗に削り取っています。こちらも微妙な手の感覚で仕事をされております。
チタンテンプルの丁番部分にワッシャーを入れる作業です。機械では再現できない人ならではの力加減が必要です。
チタンリムを形作る機械です。様々な太さのリム線が用意されております。
高品質の証である『Made in Japan』 をレーザー刻印しているところです。
こちらはOEMで製作されているテンプル部分です。沢山の飾り穴が空いております。何の商品でしょう・・・?
最終検品は肉眼で行うのですが、キズ等がある場所にマーキングをされているのですが、その箇所を実際に見てもキズがあるの?と思わず凝視してしまうほど微細なものでもこうやって厳しくチェックされています。
そして、そのキズなどはもう一度前の磨きの行程を経て再チェックされます。
正解はこちら。ショパールのテンプル飾り部分です。
こうやって製造工程から見るのは初めてなので新鮮です^^
とても丁寧にご説明いただき驚きと感謝の見学でありました。
そして、間を置かずに今度は浜本テクニカルさんへお邪魔いたします。
純チタン使った部品製造を福井で初めて手がけられ、マシニングセンタ加工ではCADやCAM駆使した大型プログラミング加工機械が並べられており、オートメーション化された製造法にとても驚きました。
金型を作ってチタンをプレスします。
一体成型のフロント部分などは600トン以上の圧力をかけるそうです。
チタンの枠型が紙のように抜けていきます。600トンの圧力は凄まじいものがあります。
設定さえ決まれば、加工はマシンで行うのですが、微妙な設定はやはり職人の経験がものをいいます。
上はチタン一体成型のフロントの複雑な丁番を切削。
下は真ん中の2本の渡りをカットすれば左右の丁番部分が出来上がります。
ドリルや刃も製作フレームに見合ったものが使われます。
1つの機械で何行程も経て徐々にフォルムが形成されていきます。
しかし、浜本テクニカルさんでも、メガネ製作の全行程の約半数は手作業となります。
最終的には熟練者の手で商品を組み立て、検品されます。
(画像は浜本テクニカルHPよりお借りしました)
どちらの会社様も一つ一つの行程を丁寧にご説明していただけて、メガネが一つ出来上がるまでに200以上の行程と職人さんの手が加わって初めて良いメガネが産まれる現場の空気に触れて良い経験が出来たのではないかと思います。
貴重な体験をさせていただき、社員一同この場を借りてお礼申し上げます。
こんなお土産を頂きました^^
眼鏡堅パン!
この堅パン、本来は下のような画像の形なのですが、今回頂いたのはバレンタイン限定Ver.のハート型です!
ありがとうございます!❤
続く~
《タカダ》
連日ニュースで報道しておりました通り、福井は1月末より断続的に大雪が降り積もり、56豪雪以来37年ぶりの豪雪に見舞われて交通機関が麻痺してしまっており、現地の方々心配は勿論のこと、我々も果たして行けるのかどうか出発前日まで思案しておりましたが、ここへ来て天の恵みなのか日頃の行いの賜物なのか、当日は大阪もそして福井も何週間かぶりの好天に恵まれ無事出発することが出来ました。
高速道路は渋滞も無く至って順調で、彦根を過ぎ米原を越えた辺りでも周辺に雪はまだ見えず、遠くに見える白化粧された伊吹山が綺麗で意外と現地も雪溶けてるんじゃね?と軽く考えておりましたが・・・。
北陸自動車道の入った辺りから徐々に雪が見え始め・・・
賤ヶ岳SAに着く頃にはすっかり銀世界。南條SAではごらんの感じでした。
そして、鯖江市に入ると歩道が見えない程のうず高く積まれた雪の山が・・・。
そんな中めがねミュージアムに到着。
入り口には、福井県のメガネ産業の礎となった増永五左ェ門さんの銅像が・・・。
めがねミュージアムは100年以上のメガネの伝統の技とメガネの歴史を知ることが出来る、謂わば鯖江の玄関口のような感じで、ここでメガネねの歴史的変遷を勉強することが出来ます。
そして併設するメガネショップで鯖江の最新のメガネを手にすることができます。
皆様も鯖江に行かれることがあれば寄ってみてメガネの歴史と最新の技術に触れてみて下さい。
さて、次は今回の見学行程のメインである工場見学にまいります。1日目は三工光学さんと浜本テクニカルさんです。
三工光学さんは自社ブランドであるDUN(ドゥアン)を筆頭にスレンDやmonblue、そしてOEMも手がけている鯖江の大手フレーム生産工場の一つであります。
このようなオリジナルの工作機械が所狭しと並んでおります。
ロー付けの機械です。少しでもずれると左右のバランスが変わります。作業される方の細かな感覚が要求されます。
こちらは、ロー付けが終わったはみ出したローを段差なく綺麗に削り取っています。こちらも微妙な手の感覚で仕事をされております。
チタンテンプルの丁番部分にワッシャーを入れる作業です。機械では再現できない人ならではの力加減が必要です。
チタンリムを形作る機械です。様々な太さのリム線が用意されております。
高品質の証である『Made in Japan』 をレーザー刻印しているところです。
こちらはOEMで製作されているテンプル部分です。沢山の飾り穴が空いております。何の商品でしょう・・・?
最終検品は肉眼で行うのですが、キズ等がある場所にマーキングをされているのですが、その箇所を実際に見てもキズがあるの?と思わず凝視してしまうほど微細なものでもこうやって厳しくチェックされています。
そして、そのキズなどはもう一度前の磨きの行程を経て再チェックされます。
正解はこちら。ショパールのテンプル飾り部分です。
こうやって製造工程から見るのは初めてなので新鮮です^^
とても丁寧にご説明いただき驚きと感謝の見学でありました。
そして、間を置かずに今度は浜本テクニカルさんへお邪魔いたします。
純チタン使った部品製造を福井で初めて手がけられ、マシニングセンタ加工ではCADやCAM駆使した大型プログラミング加工機械が並べられており、オートメーション化された製造法にとても驚きました。
金型を作ってチタンをプレスします。
一体成型のフロント部分などは600トン以上の圧力をかけるそうです。
チタンの枠型が紙のように抜けていきます。600トンの圧力は凄まじいものがあります。
設定さえ決まれば、加工はマシンで行うのですが、微妙な設定はやはり職人の経験がものをいいます。
上はチタン一体成型のフロントの複雑な丁番を切削。
下は真ん中の2本の渡りをカットすれば左右の丁番部分が出来上がります。
ドリルや刃も製作フレームに見合ったものが使われます。
1つの機械で何行程も経て徐々にフォルムが形成されていきます。
しかし、浜本テクニカルさんでも、メガネ製作の全行程の約半数は手作業となります。
最終的には熟練者の手で商品を組み立て、検品されます。
(画像は浜本テクニカルHPよりお借りしました)
どちらの会社様も一つ一つの行程を丁寧にご説明していただけて、メガネが一つ出来上がるまでに200以上の行程と職人さんの手が加わって初めて良いメガネが産まれる現場の空気に触れて良い経験が出来たのではないかと思います。
貴重な体験をさせていただき、社員一同この場を借りてお礼申し上げます。
こんなお土産を頂きました^^
眼鏡堅パン!
この堅パン、本来は下のような画像の形なのですが、今回頂いたのはバレンタイン限定Ver.のハート型です!
ありがとうございます!❤
続く~
《タカダ》
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