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元気いっぱいのミニサンタさん♪

2013年12月16日

南千里店

先日のガーデンモール南千里で、可愛いサンタさんがクリスマスソングを歌うサンタコスチュームイベントが催されました。
司会のお姉さんが元気な子供たちと『赤鼻のトナカイ』『あわてんぼうのサンタクロース』を熱唱していました。
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お父さん、お母さん方も手に手にカメラ、ビデオに携帯スーマトフォンと様々なデジタル機器で、サンタ衣装に身を包んだお子さんたちのイベントを記録されておりました。

『真っ赤なお鼻の~♪』の歌い出しで始まる『赤鼻のトナカイ』は今や定番中の定番のクリスマス動揺ですが、実はNHKのみんなのうたで初めて紹介された時は、歌詞がまったく違うものだったんです。

■赤鼻のトナカイ
♪真っ赤なお鼻の トナカイさんは
 いつもみんなの 笑い者
 でもその年の クリスマスの日
 サンタのおじさん 言いました
 暗い夜道は ピカピカの
 おまえの鼻が 役に立つのさ
 いつも泣いてた トナカイさんは
 今宵こそはと 喜びました
 (作詞 新田宣夫)


上記が現在歌われているポピュラーな歌詞ですが、下記が初期の訳者が違うバージョンなんです。

♪昔のことだった 赤くてよく光る
 お鼻のトナカイ その名はルドルフ
 仲間のトナカイ みんなが寄って
 「あいつは赤鼻だ」 ワハハと笑う
 今夜はクリスマスイブ 楽しく 
 トナカイたちは 橇(そり)を引いて走る 
 ルドルフは赤鼻を 光らせながら
 一人寂しく 仲間を見てる
 (訳詞 加藤省吾)


この中二つの和訳でいくつか違いが有りますね。
新訳ではクリスマスの日とありますが、旧訳ではクリスマスイブの話しのようです。
更に、新訳ではトナカイくんはサンタのおじさんから褒められて喜び勇んでいる様子ですが、旧訳は全体的にいじめの傾向が・・・(汗
現在ではとても歌には出来ない内容です・・・。

そして・・・
ん?この旧訳の中で何回も出てくる名詞である『ルドルフ』。そう、この歌の主人公であるトナカイの名前なんですねえ。
日本人には一般的に馴染みの無いルドルフ君ですが、実は欧米では知らない者はいないほどの有名トナカイなんです。
何故かというと、原題が《Rudolph the Red-Nosed Reindeer》(ルドルフ、赤鼻のトナカイ)。

そう、和訳では削られた彼の名前が題名になっているからなんです。

何気に聞いているクリスマスソングにも、歴史と背景が詰まっているんですねえ。

《タカダ》

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