スーパーカー世代ど真ん中の自分は、やっぱり今もスーパーカーに強い憧れを抱いてしまいます。
赤や黄色の派手な色調の車高の低い尖がった車は、今の日本では新たに生み出されることはなくなってしまいましたが、海外ではランボルギーニやフェラーリなどが驚くようなデザインの車を今も発表しており、僕の幼少の頃に感じたスーパーカーへの高鳴る気持ちを呼び起こしてくれるデザインの車たちが、モーターショーで発表されておりました。
ランボルギーニ Veneno (ヴェネーノ)
スペイン語で「毒」を意味する「Veneno(ヴェネーノ)」という名が与えられたこのスーパースポーツカーは、ランボルギーニの創立50周年を記念したスペシャル・モデルだ。フルCFRP(カーボン繊維強化プラスチック)製のボディは、その名の通り毒々しいイメージに包まれている。リアミッドに積む6.5リッターV12は750psの最高出力を発揮。駆動方式は4WDで、パワー・ウェイト・レシオはわずか1.93kg/ps(!)。0-100km/h加速は2.8秒、最高速度は355km/hと、それぞれアヴェンタドールより0.1秒短く、5km/h高い。価格は驚愕の300万ユーロ(約3億6300万円)だが、生産予定の3台はすでに完売だという。
ラ・フェラーリ
エンツォの後継モデルであるラ フェラーリは、フェラーリ初のハイブリッド車。F1マシンと同様の技術で製作されたカーボン製モノコックに搭載される「HY-KERS」と呼ばれるハイブリッド・システムは、800psの6262ccV12エンジンと合計120kW(163ps)の2個の電気モーターにより、全体で963psと900Nmを発揮する。そのパフォーマンスは、0-100km/h加速が3.0秒以下、0-200km/h加速は7.0秒以下、最高速度は350km/h以上と強烈だ。なお、価格は100万ユーロ(約1億2500万円)で、生産台数は499台限定となる。
マクラーレンP1
カーボン製モノコック、減衰力やスプリングレートに加えて車高も変化させるRCC(レースアクティブ・シャシー・コントロール)システム、2008年のF1優勝マシン「MP4-23」と同形状のエンドプレートを持つ可変リアウイングなど、マクラーレンが誇る最先端のレースカー製造技術が盛り込まれている。
パワートレインは3.8リッターV8ツインターボと電気モーターを組み合わせたハイブリッド・システムで、合計最高出力916ps、最大トルク900Nmを誇る。0-100km/h加速は3.0秒以下、0-200km/h加速は7.0秒以下、0-300km/h加速は17秒以下、最高速度はリミッターが作動する350km/hとなっている。価格は86万6000ポンド(約1億2000万円)で、375台の限定生産となる。
どれも尖がっていますねえ。そのシルエットを眺めるだけでワクワクします。
日本では衝突安全面でNGとなるであろうデザインばかりですね。
ランボルギーニなんて「戦闘機かよ!」って突っ込みたくなるソリッド感です。
現実にお目にかかることも無いような車だからこそ、憧れも一層強くなるんだと思います。
《タカダ》
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