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本のお話

2021年08月02日

南千里店


潮騒はるか
葉室麟


『 風かおる 』の続編。


武家の娘に生まれた菜摘は、成長して蘭方医の夫の手ほどきで


自らも鍼灸医となって、西洋医学伝習所で学ぶ夫を追い


弟、誠之助と彼を慕う千紗と共に長崎に移り住んだ菜摘


オランダ船が浮かぶが、江戸では安政の大獄が幕を開け


長崎にも、志士が集まり始めていた。


医術に携わる菜摘たちは、シーボルトの娘、( いね )や( 松本良順 )と


親しくなり、当時恐れられていた〈 コレラ 〉や腑分けに関わる。


そこへ千紗の姉佐奈が不義密通の妻、夫を毒殺し脱藩したとの


報が舞い込む、しかも身重だという


菜摘は真実を追って行く。


《 フジイ 》

福島区から高槻市へ

2021年08月01日

南千里店

東京千駄ヶ谷にある将棋会館が建設されたのが1976年。程なくして大阪に拠点となる将棋会館の建設案が持ち上がったが、当時は東京の将棋会館建設のために資金が乏しく、とても賛同を得られる状況ではありませんでしたが、大山康晴名人が現役のトップ棋士でありながら自ら寄付金集めに奔走し、ほぼ名人の"顔"だけで多額の浄財を集め、1981年に日本将棋連盟の西の拠点として大阪福島区にある関西将棋会館が誕生しました。


それから40年、素晴らしい棋士が誕生していき数々の名局が生まれた関西将棋会館も老朽化には勝てず、この度移転建て替えすることが正式に決定しました。

場所は高槻。JR高槻駅前の土地の利用が予定され、2023年度内の完成を目指します。。

それに伴い関西将棋会館建設のためのふるさと納税型クラウドファンディングが28日からスタートしました。
https://camp-fire.jp/projects/view/446296?list=search_result_projects_popular


開始から一週間足らずで4000万に届く勢いの支援額が集まっています。

かくいう私も50000円の支援をさせていただきました!

新しく生まれ変わる関西将棋会館が、棋士の皆さんにとって利便性が良くなることを願うばかりです。

《タカダ》

本のお話

2021年07月26日

南千里店


残り火
小杉健治


若い女性ばかりを狙った連続通り魔事件が発生。


相浦純也が逮捕される


仕事に就かず、生活は寝たきりの祖父の年金を頼りに


夜な夜なフード付きのパーカーを着て、自転車で走りまわる。


誰もが純也の犯行を疑わなかった。


しかし立花孝久は、無実を確信していた、


老いた母が路上で転倒した際、誰一人助け起こそうとしないなか


彼だけは、手を差し伸べ母を背負って家まで送り届けてくれた。


心優しい彼が、凶悪事件の犯人である訳がない


孝久は、以前亡き息子の冤罪を晴らしてくれた名弁護士に助けを求める。


《 冤罪 》をテーマにした法廷ミステリー


水木弁護士に感動。


《 フジイ 》

タイトル保持者から挑戦者へ

2021年07月25日

南千里店

お互い1勝を挙げて迎えた王位戦第3局の対局場は神戸市・有馬温泉の老舗旅館「中の坊瑞苑」
1980年代から毎年タイトル戦の舞台として利用されています。

昨年も木村王位と藤井棋聖の王位戦の第3局が行われたことは記憶に新しく、藤井棋聖が木村王位に3連勝を決めて王位に王手を掛けた場所でもあります。

さて、今年も藤井王位の先手番となった第3局はどのような戦型を用いて豊島竜王を迎え撃つのか・・・。

本局は角換わり相腰掛け銀となりました。現代将棋の定番と呼ばれる戦型で、どちらも事前に深く研究していると思われます。
藤井王位は以前は角換わりの戦型を得意としていて採用していましたが最近はあまり指されなくなっていたのでこれはもうかなりの研究をしてきたなという感じがします。

午前中の序盤は研究範囲内と言わんばかりのハイペースで駒組みが進んでいきます。
昼食休憩前の55手目辺りはやや藤井王位が指しやすい展開かなと思っていたのですが、午後からは一転してお互い時間をたっぷり使った慎重な駒組みに変わりますが・・・やはり、というか本局も豊島竜王のペースで進んでいきます。

二日目に入り、早々に豊島竜王が有利に差を広げたかに思われた豊島竜王の70手目、△5八銀打 ▲4八飛 △4五銀 ▲6三銀打 △4七歩成 ▲6二銀 △4八と・・・と激しい攻めを選べば後手の優勢は保てていたのですが、1時間以上の長考の末、選んだ手は3三桂。

まずここでお互いの形勢はほぼ互角になります。そして次の手番では3三桂と跳ねたからには4五の桂を取りに行く手を選ばざるを得ないのですが、攻めのターンが藤井王位に回ってきたことで形勢が先手に動き、そのまま藤井王位の優勢で進んでいき117手で藤井王位の連勝となりました。


3三桂から4五桂のたった2手の盤上の桂が直接的な敗因となったことに局後に本人もいちばん粘れない順を選んでしまったと零していました。

まあ、傍観者は冷静に盤面を見ることができますが、対局者目線となるといけるかいけないかの判断を非常に繊細なレベルで決定しないといけないので指し手の決断はとても難しいんだと思います。

そして本日25日は叡王戦5番勝負の第1局目がおこなわれます!。
今度は豊島叡王に挑戦者として立ち向かう藤井王位。
二人の熱い夏はまだまだこれからです!

《タカダ》

本のお話

2021年07月19日

南千里店


武士 マチムラ
今野 敏


江戸後期、薩摩藩と清国との間で揺れ動く琉球に、一人の漢がいた。


伝説の武士、松茂良興作。


一度型を見ただけで、門外不出の武術《 手 》を覚える。


彼は気が遠くなる程に鍛錬を繰り返して、真の強さに迫り


抜刀して、村人に乱暴を振る舞う薩摩の武士に


石を縫い付けた手拭いで挑み、刀をはたき落としたことも


数々の武勇伝を残した彼は云う。


『 まず、自分を守らなければ大切な人を守る事は出来ない、


自分を守ると云うのは、身を守る意味だけではない。


信念を守ると云う意味もある、信じるものが損なわれた時


それはもう自分ではなくなる。


沖縄人はかつて薩摩に支配された、それでも信じるものを失わなければ


沖縄人でいられる、恐ろしいのは信じるものを奪われる事だ。


それを守るために《 手 》をやるのだ 。』


《 空手 》の真髄を追い求めた漢松茂良興作。


《 フジイ 》

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