繋紡心〜比叡山延暦寺完結編。
2025年06月21日
こんにちは。
比叡山延暦寺、先週からの続きです。
向かうは国宝『根本中堂』。
現在、国宝『根本中堂』そして重要文化財の廻廊の大改修のため全体が囲いで覆われています。2018年から始まった60年振りの「平成の大改修」の工事は2027年末まで行われる予定です。

普段では目にすることの出来ない改修の様子を取り囲む足場から様々な角度で見学することが可能です。



改修中ではありますがもちろん参拝は可能です。
比叡山延暦寺令和七年のお言葉がこちら。

『繋紡心(けいぼうしん)』
『人を思いやる心と、感謝の心が人と人とを繋ぎ、争いのない平和な未来が紡がれていきます。「ありがとう」の心を日々忘れずに過ごしましょう。』
とホームページに解説がありました…確かにそういう自分でありたい!^_^
いよいよ『根本中堂』の堂内へと。
薄暗く静まり返った堂内はとても厳かで気持ちが引き締まります。伝教大師最澄自らが彫ったとされる薬師如来の前で手を合わせます。そして比叡山延暦寺の象徴であり平和や法華経の教えを象徴するものとして、1200年以上一度も消えることなく燃え続ける『不滅の法灯』。その光を目の当たりにしていることに感動し、同時にとても安らかな気持ちになりました。



(根本中堂内へ撮影NGでしたので、画像はお借りしました。ありがとうございます。)
次に向かうは『文殊楼』。
比叡山の総門の役目を果たす重要な楼門です。文殊菩薩が祀られているそうで、受験生の合格祈願に人気があります。絵馬もたくさんかけられています。こんな絵馬も…売れるといいですね(笑)


そろそろお腹も空いてきたので、食事処を探します。
すると根本中堂の側に見つけました。延暦寺御用達『鶴喜そば』さんです。


階段を降り地下にあるお店です。ちらし寿司付きのセットは2時を過ぎていたこともあり売り切れ。天ぷらそばを注文し、番号札をもらい出来上がりを呼ばれるのを待ちます。

どん兵衛方式の後載せタイプの丸い天ぷらでしたが、蕎麦もつゆも良い感じ!ここまで結構歩いてきたからなのでしょう…とても美味しく頂戴しました。
ちなみにお店を後にする際に、玄関入って直ぐ左手の壁にサインと写真を発見…

2014年にNHKの『鶴瓶の家族に乾杯』のロケで俳優の佐藤健さんが訪れていたようです。佐藤健さんも御用達なんですね…って違うか(笑)
階段を登り店を出て直ぐ隣に『万拝堂』があります。

全くノーマークでしたが、写真だけは納めてました。後で聞いた話しによると、千手眼観世音菩薩像の周りを取り囲むようにある珠…どうやら大きな数珠だということで、正面の大きな珠に触れた後お祈りしながら時計回りに一周して108全ての珠に触れると煩悩が消えるらしいです。
大きな声では言えませんが邪な気持ちでここを一周した人もいます…その煩悩っ(笑)。
この後、歩いて向かうは西塔。
山頂から来た道を逆に引き返します。すると暫くして西塔へ向かう別れ道があります。


ここでは簡単に訪れた場所をご紹介。
『浄土院』
庭に枯山水が敷かれとても綺麗なお庭です。僕が訪れた時は人が誰も居らず貸切状態でとても静かで心地良い時間を満喫できました。


『釈迦堂』
西塔の本堂にあたるのが、この転法輪堂です。一般にはご本尊の釈迦如来にちなみ、釈迦堂の名で知られています。現在の釈迦堂は、延暦寺に現存する建築中最古のもので、もとは三井寺の園城寺の金堂でしたが、秀吉が文禄四年(1595年)に西塔に移築したものとなります。西塔鐘楼と共に国重要文化財に指定されています。

さっ、そろそろ帰ろかな。
山頂のロープウェイの駅まで来た道を30分程歩きます。さすがに登りはキツいな(^-^;
ロープウェイとケーブルカーで下山します。

帰りの叡山電車の車両はとても綺麗な車両で車内も豪華な印象でした。

帰りに高島屋でお土産『阿闍梨(あじゃり)餅』を購入。
言わずと知れた京都の銘菓で、餅粉をベースにした生地で丹波大納言小豆の粒餡を包み、焼き上げたお菓子です。比叡山の修行僧(阿闍梨)が被る網代笠を模した形が特徴で、名前の由来は修行僧が餅を食べて飢えをしのいだという故事にちなんでいます。

根本中堂の大改修が終了したらまた訪れたいと思ってます。今度は紅葉の季節にでも。
《ウエノ》
比叡山延暦寺、先週からの続きです。
向かうは国宝『根本中堂』。
現在、国宝『根本中堂』そして重要文化財の廻廊の大改修のため全体が囲いで覆われています。2018年から始まった60年振りの「平成の大改修」の工事は2027年末まで行われる予定です。

普段では目にすることの出来ない改修の様子を取り囲む足場から様々な角度で見学することが可能です。



改修中ではありますがもちろん参拝は可能です。
比叡山延暦寺令和七年のお言葉がこちら。

『繋紡心(けいぼうしん)』
『人を思いやる心と、感謝の心が人と人とを繋ぎ、争いのない平和な未来が紡がれていきます。「ありがとう」の心を日々忘れずに過ごしましょう。』
とホームページに解説がありました…確かにそういう自分でありたい!^_^
いよいよ『根本中堂』の堂内へと。
薄暗く静まり返った堂内はとても厳かで気持ちが引き締まります。伝教大師最澄自らが彫ったとされる薬師如来の前で手を合わせます。そして比叡山延暦寺の象徴であり平和や法華経の教えを象徴するものとして、1200年以上一度も消えることなく燃え続ける『不滅の法灯』。その光を目の当たりにしていることに感動し、同時にとても安らかな気持ちになりました。



(根本中堂内へ撮影NGでしたので、画像はお借りしました。ありがとうございます。)
次に向かうは『文殊楼』。
比叡山の総門の役目を果たす重要な楼門です。文殊菩薩が祀られているそうで、受験生の合格祈願に人気があります。絵馬もたくさんかけられています。こんな絵馬も…売れるといいですね(笑)


そろそろお腹も空いてきたので、食事処を探します。
すると根本中堂の側に見つけました。延暦寺御用達『鶴喜そば』さんです。


階段を降り地下にあるお店です。ちらし寿司付きのセットは2時を過ぎていたこともあり売り切れ。天ぷらそばを注文し、番号札をもらい出来上がりを呼ばれるのを待ちます。

どん兵衛方式の後載せタイプの丸い天ぷらでしたが、蕎麦もつゆも良い感じ!ここまで結構歩いてきたからなのでしょう…とても美味しく頂戴しました。
ちなみにお店を後にする際に、玄関入って直ぐ左手の壁にサインと写真を発見…

2014年にNHKの『鶴瓶の家族に乾杯』のロケで俳優の佐藤健さんが訪れていたようです。佐藤健さんも御用達なんですね…って違うか(笑)
階段を登り店を出て直ぐ隣に『万拝堂』があります。

全くノーマークでしたが、写真だけは納めてました。後で聞いた話しによると、千手眼観世音菩薩像の周りを取り囲むようにある珠…どうやら大きな数珠だということで、正面の大きな珠に触れた後お祈りしながら時計回りに一周して108全ての珠に触れると煩悩が消えるらしいです。
大きな声では言えませんが邪な気持ちでここを一周した人もいます…その煩悩っ(笑)。
この後、歩いて向かうは西塔。
山頂から来た道を逆に引き返します。すると暫くして西塔へ向かう別れ道があります。


ここでは簡単に訪れた場所をご紹介。
『浄土院』
庭に枯山水が敷かれとても綺麗なお庭です。僕が訪れた時は人が誰も居らず貸切状態でとても静かで心地良い時間を満喫できました。


『釈迦堂』
西塔の本堂にあたるのが、この転法輪堂です。一般にはご本尊の釈迦如来にちなみ、釈迦堂の名で知られています。現在の釈迦堂は、延暦寺に現存する建築中最古のもので、もとは三井寺の園城寺の金堂でしたが、秀吉が文禄四年(1595年)に西塔に移築したものとなります。西塔鐘楼と共に国重要文化財に指定されています。

さっ、そろそろ帰ろかな。
山頂のロープウェイの駅まで来た道を30分程歩きます。さすがに登りはキツいな(^-^;
ロープウェイとケーブルカーで下山します。

帰りの叡山電車の車両はとても綺麗な車両で車内も豪華な印象でした。

帰りに高島屋でお土産『阿闍梨(あじゃり)餅』を購入。
言わずと知れた京都の銘菓で、餅粉をベースにした生地で丹波大納言小豆の粒餡を包み、焼き上げたお菓子です。比叡山の修行僧(阿闍梨)が被る網代笠を模した形が特徴で、名前の由来は修行僧が餅を食べて飢えをしのいだという故事にちなんでいます。

根本中堂の大改修が終了したらまた訪れたいと思ってます。今度は紅葉の季節にでも。
《ウエノ》
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