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本のお話

2021年12月06日

南千里店


刺客の花道
森村誠一


吉良上野介の用心棒であった、剣の達人・朽木主膳は

『 お任せあれ、拙者一命にかけても吉良様をお守り仕る』

主膳は、武士の名誉にかけて誓った。

なのに、まさか今宵に限って『 自分一人が一夜空けたところで

どういうことはあるまい』

都合よく解釈して不安をねじ伏せた。

そしてその夜、赤穂浪士は押し入ってきたのである。

赤穂浪士の討ち入りに居合わせず、武士の面目を失った

その後、妙な縁から闇の小吉と名乗る男の話にのり

賭場の用心棒にありつくが、小吉の意図は主膳を

刺客に仕立てるにあった。

江戸の闇の底辺、死に場所を求めて這いまわる剣客の姿

《 フジイ 》

メトロポリタン美術館展~大阪展~後編

2021年12月05日

南千里店

さて、1週空いてしまいましたが、11月18日に行ってきましたメトロポリタン美術館展の後編をお届けいたします。

メトロポリタン美術館展は、15世紀の初期ルネサンスの絵画から19世紀のポスト印象派までの、栄華を極めた西洋絵画500年の歴史の表舞台に立つオールドマスターの傑作が鑑賞出来る展覧会となっております。

今展のメトロポリタン美術館展は時代順に三章構成となっておりまして、第一章では15世紀のイタリアで花開いたルネサンス期の絵画17点を軸にイタリアと北方にて興隆したルネサンスを代表する画家の作品が展示されておりました。

本日はその続きを。

第二章では、ヨーロッパ各国にて絶対主義体制が敷かれた17世紀に於いて華麗なかつ重厚なバロック様式から、中世的な思想、慣習を打ち破り近代的・合理的な知識体系を打ち立てようとした18世紀の啓蒙主義の中に、洗練さと軽快さを兼ね備えた優美なロココ様式へと変わっていき、画家もまたその流れに身をおいていきます。

第二章『絶対主義と啓蒙主義の時代』
このセクションでは、君主が主権を掌握する絶対主義体制がヨーロッパ各国で強化された17世紀から、啓蒙思想が隆盛した18世紀にかけての美術を、各国の巨匠たちの名画30点により紹介します。
17世紀初頭、激しい明暗の対比や劇的な構図を特徴とするバロック様式がカトリック世界の中心都市ローマで生まれ、やがてヨーロッパ各地に伝播しました。ドラマティックなバロック美術は、カトリック教会と専制君主の宮廷という、聖俗二つの権力の誇示のために活用されたのです。
カトリック圏のイタリア、スペイン、フランドルでは、信仰心を高揚させる宗教画が制作され、 また、スペイン国王フェリペ4世の宮廷では、王侯貴族の壮麗な肖像画が盛んに描かれました。 一方、共和国として市民社会をいち早く実現し、プロテスタントを公認宗教としたオランダでは、 自国の豊かな自然を描いた風景画、花や事物を主題とする静物画、市民や農民の日常生活に題材を得た風俗画が、それぞれ独立したジャンルとして発展します。また、太陽王ルイ14世の治世下で、王権を称揚する芸術の創出を目指したフランスでは、美術政策の中枢を担ったアカデミーの理論に基づき、古代とルネサンスの美術を模範とする古典主義様式の絵画が展開されました。
18世紀初頭、ルイ14世の治世晩年になると、軽やかで優美なロココ様式の絵画が現れ、世紀半ばにかけて流行します。アカデミーの理論で低く位置づけられてきた風俗画・静物画の分野で優れた作品が生まれたことや、女性画家が躍進したことも、この時代のフランス美術の特徴です。



カラヴァッジョ《音楽家たち》
イタリアンバロックの巨匠カラヴァッジョの若き日の作品。
24歳のカラヴァッジョがローマの上流階級の目に止まり才能を認められるきっかけになった作品で、後に『カラヴァッジョ技法』と呼ばれる光と影を強調し生々しいほどの存在感のある人物が織りなす劇的な情景を描いていくことになります。
余談ですが、昨年の『カラヴァッジョ展』で楽しみにしていた《ホロフェルネスの首を斬るユディト》が展示中止になったことは今でも腹が立ってますけどね!

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ピーテル・クラース《髑髏と羽根ペンのある静物》
ヴァニタスを表した静物画で、描きこまれた頭蓋骨が人間の生命の儚さを表す虚しさの寓意が込められています。
精密に描かれたこの作品は、印刷された質感と実際に目にしたカンバスの質感と全く別物のような違いに驚いた作品でもあります。特に油彩絵の具のツヤ感が実際にはとても綺麗で、比較的小さいカンバスの中に詰められた様々な静物のリアルさが印象的でした。

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ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》
もう、この場面を観て笑うしかありませんでした(笑)
男が年老いた占い師に占いを頼んでいる場面。年老いた占い師は仰々しく占いの結果を伝えます。
訝しがりながらも真剣に聞き入る男の周りの女性たちを御覧ください。
中央の女性は男の表情を注視しながら、手は男の肩に掛けられている金の飾りをハサミで切ろうとしており、左の女性は男のポケットから高価な何かを盗もうとしていますね。多分見えないけどもうひとりの後ろの女性も何かを盗るつもりなのでしょう。
女性たちは窃盗団なんでしょうね。
主題の面白さはもとより、鑑賞者の視線を誘導するのを画面内のそれぞれの人物の視線でそれを行っている点が非常に面白く斬新だなあと感じました。
この他にもラ・トゥールの作品の中にめちゃくちゃ不審な目付きで相手を見ている女性が登場する『ダイヤのエースを持ったイカサマ師』という作品がありこちらも負けず劣らずの眼力です(笑)

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ヨハネス・フェルメール《信仰の寓意》
まず、この作品を生きているうちに観られたことに感謝です。今回の展覧会の自分の目的はこの『信仰の寓意』を見ることにあるといっても過言ではないほど楽しみにしていた作品なのです。
オランダ黄金時代の巨匠フェルメールの現存する32/35であるこの作品、フェルメールには少し珍しい宗教画であります。
そして彼の作品の中でも5本の指に入ると思われる傑作です。
作品のタイトルにもあるように信仰の寓意であるアトリビュートが各所に散りばめられています。
フェルメール・ブルーの衣装を身に纏った中央の女性の頭上に吊るされたガラスの球体、その背後にある磔刑図、女性が片足を乗せている地球儀やその下に石版の下敷きになっている蛇、そして黄金の林檎・・・
様々に散りばめられたアイテムはキリスト教のアレゴリーなのでしょう。
もともとフェルメールの作品は謎めいたアレゴリーが意図的に配置されているのですが、特にこの作品にはアレゴリーの宝庫と言わんばかりの様々なアレゴリーが散りばめられていて・・・あ、アレゴリーを連呼していますがアレゴリーってなんぞや?と思われる方に説明しますと、アレゴリーとは「寓意」を意味します。じゃあ寓意って何よ?と言いますと、抽象的な事柄を具現化して明示する方法を寓意いいます。

この作品の中の蛇を見てみましょう。蛇は石版に潰され血を吐いています。これはキリスト教での悪=蛇でありその蛇に打ち勝つということを表しており、黄金の林檎は原罪を表しています。中央の女性は信仰そのものを表しており、磔刑図、テーブルの磔刑像はより信仰の深さを表しています。このように様々なモティーフを使ってキリスト教の教えを寓意化してるのです。
まあ、自分は絵画には模写や忠実な風景画以外の作品には、少なからずアレゴリーが存在すると思います。
それはその作者自身の考えなのか、または作品を発注した人物のものなのかはわかりませんが、必ず何かしらのアレゴリーは存在していると思います。それを読み解く・・・まではいかなくても感じられるようになるともっと絵画鑑賞が楽しくなりますよ!

この時代の作品群が好きなのでついつい熱く語ってしまいました^^;

第三章『革命と人々のための芸術』
19世紀はヨーロッパ全土に近代化の波が押し寄せた激動の時代でした。このセクションでは、市民社会の発展を背景にして、絵画に数々の革新をもたらした19世紀の画家たちの名画18点を展覧します。
1789年に勃発したフランス革命は、フランスのみならず、全ヨーロッパの近代社会成立の転換点となり、その波は、各国で次々と民衆が蜂起した1848年に頂点に達しました。社会の急速な変化を受け、美術にも新たな潮流が次々と現れます。19世紀前半には、普遍的な理想美を追求するアカデミズムに対して、個人の感性や自由な想像力に基づき、幻想的な風景や物語場面を描くロマン主義が台頭します。そして世紀半ばになると、農民や労働者の生活情景や身近な風景を、理想化せずありのままに描くレアリスム(写実主義)が隆盛しました。
レアリスムの成果は、近代化が進むパリの都市生活の諸相を描いたマネやドガ、そして1870年代に印象派と呼ばれることになるモネやルノワールの絵画に受け継がれていきます。印象派の画家たちは、様々な気象条件のなかで、新しいパリの街並みや郊外の風景を観察し、その一瞬の印象を、 純色の絵具と斑点のような筆触で描き留めようと試みました。
1880年代後半になると、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホなど、ポスト印象派と総称される画家たちが躍進します。彼らの作風はそれぞれに異なるものの、形態の単純化、構図の平面性、原色を多用した鮮烈な色彩表現など、20世紀初頭の前衛芸術の先触れとなる要素を含んでいました。

最後はまあ・・・印象派絵画やポスト印象派の絵画がメインとなります。これは趣味趣向の範囲ではありますが正直、印象派絵画は好きではありません。どちらかというと苦手です。
印象派画家って実際「自分の絵に御託を並べられたくねーよ、ただ感じればいいんだ!」っていう主張が激しすぎて、自分の中の知的好奇心を一切刺激されない絵なんですよねえ。
あ、でもターナーは唯一好きな画家です。

まあ、あまり語ることもないので一つだけ。

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クロード・モネ《睡蓮》
睡蓮に偏執的な程に拘りを見せた画家です。
モネが絵を描く朝、お手伝いさん達が朝早くから睡蓮の池の手入れをして、モネが一番気にいるような睡蓮の配置を作り出していたという逸話もあります。
そしてめがね屋としては外せないお話があります。モネが晩年白内障を患ったこと。モネの描く睡蓮の50代の絵の輪郭と発症後の睡蓮では全く別物のようなのです。この睡蓮はまさに白内障発症後の睡蓮で、本人もボヤッとしか見えてなかったのかなんだか抽象絵画みたいになっております。
印象絵画的にはいいのかもしれませんが・・・(苦笑)

心ゆくまで絵画を堪能した後、いざ物販ブースへ・・・

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「え・・・嘘やろ・・・?」
平日でありながら物販コーナーには沢山の人が・・・!
はえーすっごい、などと思いながらも自分はポストカードとクリアファイルに展覧会図録を購入。あと、ブラインドタイプのMETロゴの缶バッチ。缶バッチの色が7種類あり自分は紫色でした。それらを抱えてレジへ。
レジ待ちが長蛇の列なんですが・・・
レジに辿り着くまで30分も掛かりました。平日でこれですから、休日だと物販コーナーパンクするんじゃないですかこれ。
臨時でレジ台数を増やしたほうが賢明だと思いますが・・・。

そして本展覧会会場にて、コロナ禍での館内での注意事項や感染症拡大予防対策など、来館者に非対人にて情報を伝達する手段として、コミュニケーションロボット「Cruzr(クルーザー) 」によるサービスの実証実験も行われておりました。
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自分も少し体験してみました。
が・・・うーん・・・画面をタッチしてから情報が表示されるまでのタイムラグが有りすぎて正直面倒くさい(笑)
スマホ世代は情報表示速度が命ですから、もっと素早く画面の変遷が行われないと関西の方はイラチなので「もうええわ!」ってなりそう。

来年は東京でも開催とのことですが、いつもは展覧会と言えば東京から大阪へ移動することが多いので、大阪から始まるのは結構珍しいかも。

これからコロナが落ち着いていき、開催される展覧会が多くなっていくことを期待して。

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大阪市立美術館から天王寺方面を望む

《タカダ》

アンバレとカレーパン。

2021年12月04日

千里中央店

こんにちは。


いやーっ、冷え込んでまいりました。
12月…季節は秋から冬へと移ろいでおります。

寒くなってくると布団の中が気持ち良くて天国で、朝そこから出るのがホントに辛いです。ちなみに僕は毛布を掛け布団の上から掛ける派です。…どうでもいい情報(笑)。

みなさん暖かくして風邪などひかれませんよう体調管理には充分にお気をつけくださいませ。


さて。

本日ご紹介するのは当店でも人気のフランスのブランド『アンバレンタイン』より、長きにわたり世界中の人々から愛されているモデル…コンセプト「FORMA COLOR」のFANZINE(ファンジーン)です。

人気者のFANZINEですが現在店頭にあるのが、コチラのU104カラー。


anne et valentin FANZINE U104 42 49,500yen

このカラーはレンズ周りのリム部分がデミブラウンでメタル部分が黒と、洋服にも合わせやすくて人気で入荷しても直ぐに嫁いでいくのですが、今なら運良くご覧いただけます。

コロンとした形の愛らしさ、落ち着いた配色ですがポンと力強さのあるデザインで、エイジレス、ジェンダーレスでオススメできる逸品です。

またレンズサイズが42と小ぶりで小顔の方や、強度の方にも最適。

『Delighted to be yourself  自分らしくあることの喜び』

『アンバレンタイン』のFANZINEがきっと
あなたの日常にとびっきりのマジックを
かけてくれますよ!!


それから。

南千里で人気のパン屋さん『Sunny Side サニーサイド』で購入したカレーパン、その名も「とろーり自家製牛肉カレー」(ひとつ209円)。
2020カレーパングランプリ金賞受賞のコチラもお店で人気の逸品。

自宅でチンした後トースターで両面焼いて食らいつく。



外はカリッとしていてザクッとした歯ごたえ、とろーりとしたカレーの中にはゴロッとした牛肉。美味っ!


アンバレ&カレーパンの逸品、どちらも間違いありません!ぜひお試しあれ!!


《ウエノ》

地震速報

2021年12月03日

千里中央店

※本日のブログは地震速報にて
お届けいたします。

本日(12月3日金)9時28分頃、和歌山県で
最大深度5弱を観測する地震があったみたいです。
震源地:紀伊水道
マグニチュード:5.4
この地震による津波の心配はないみたいです。

大阪府では一部の地域で震度3を
観測されています。

                                
                            以上(sns記事より)

てな感じでこんにちは。

ここ最近あちこちで大きな地震が
多いですね(-_-;)
そこで軽く地震の予備知識について
お伝え致します。
1.家具が転倒しないよう、家具は壁に
固定しましょう。
2.寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を
置かないようにしましょう。
3.手の届くところに、懐中電灯やスリッパを
備えておきましょう。
(こんな事今更わかるわ!って感じですけど
説明さして下さい。笑)


油断は禁物です。皆様今日も一日ご安全に。

(ヤマモト)
      

重い毛布

2021年12月02日

メガネのセンリ

いつもメガネのセンリ・ブログをご覧いただきありがとうございます。

すっかり寒くなってきましたね。
我が家も冬支度をはじめました。

実は昨年から欲しいと思っていた毛布を冬に備えて買っていたので
実際に使い出しました。

ニトリの“重い毛布”です



昨年より買おうと思ってニトリの店頭を探しても見ることもできませんでした。
店員さんもほとんど見たことがないくらい人気商品でネットでも買えません。

今年の夏になって、やっとネットで買えたのですが
欲しかった4キロ代の入門クラスではなく、更にヘビーな5.5キロの毛布しか
ありませんでした。
(今は5.5キロしか売ってないかも?!)


(画像は公式サイトより)

使ってみると、想像していたほど圧迫は感じませんが、やっぱり温かい!
入眠すると深海の底に沈んだくらい、深~く眠れます。

お値段は4~5千円と割高ですが眠りの浅い方にはオススメです!
ちなみにニトリでは毛布のほかにも、「重いアイピロー」や「重い肩あて」
「重い首まくら」といった「重い」シリーズもあるそうです。

寒い時期をちょっとでも楽しく乗り切りましょう~~~


《なかお》

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