八冠復帰に向けて再発進
2025年01月12日
2023年10月に前人未到の全八冠完全制覇を遂げた将棋の藤井聡太(現七冠)。
その翌年の6月、叡王戦5番勝負にて藤井七冠の終生のライバルとなるであろう、伊藤匠(現叡王)に敗れ、タイトル保持を再び七冠に後退。その後棋聖、王位、竜王とタイトルを防衛し、再び八冠制覇へ乗り出します。
その叡王戦本戦トーナメントが1月8日に開幕し、開幕局に藤井七冠が登場。

対するは増田康宏八段。増田八段は今期の第50期棋王戦5番勝負で藤井棋王への挑戦権を獲得しております。
増田八段も結構な神童で、16歳でプロ入り。今期の棋王戦までタイトル戦の経験こそなかったものの、順位戦では好調を維持し今期の順位戦B級1組では9勝3敗、1位タイでA級入りを決めた。
藤井、増田両対局者にとってはこの叡王戦本戦は棋王戦と持ち時間も近いので、タイトル戦を想定した戦いとなると思われます。
トーナメント戦は一局ごとに振り駒が行われます。
先手は藤井七冠となりました。
角換わりとなり腰掛銀模様で進んでいきます。
お互い想定された駒組みの様子で、時間を使わずどんどん盤面は進んでいきます。
昼食を挟んで43手、藤井七冠は4筋~5筋と順に歩を突いて仕掛けていきます。
局面が大きく動いたのは54手目。銀取りに浮いた飛車に対して、引くのではなく当てるように突き出した銀で攻める。しかし、一旦銀を引いて飛車を追い返したほうが模様が良かったようで、飛車を捕らえて持ち駒から龍となって藤井陣内で暴れ回るも、藤井七冠の持ち駒の2枚の角が盤上の次々投入されると、角マイスターの藤井はあっという間にダブルで馬を作る。
後は入玉を狙う増田玉をしっかりと寄せ切っての快勝となりました。
成すすべなく討ち取られた増田八段ですが、なんとか棋王戦が始まる2月2日までには立て直しての対策を練りたいところではありますね。
《タカダ》
その翌年の6月、叡王戦5番勝負にて藤井七冠の終生のライバルとなるであろう、伊藤匠(現叡王)に敗れ、タイトル保持を再び七冠に後退。その後棋聖、王位、竜王とタイトルを防衛し、再び八冠制覇へ乗り出します。
その叡王戦本戦トーナメントが1月8日に開幕し、開幕局に藤井七冠が登場。

対するは増田康宏八段。増田八段は今期の第50期棋王戦5番勝負で藤井棋王への挑戦権を獲得しております。
増田八段も結構な神童で、16歳でプロ入り。今期の棋王戦までタイトル戦の経験こそなかったものの、順位戦では好調を維持し今期の順位戦B級1組では9勝3敗、1位タイでA級入りを決めた。
藤井、増田両対局者にとってはこの叡王戦本戦は棋王戦と持ち時間も近いので、タイトル戦を想定した戦いとなると思われます。
トーナメント戦は一局ごとに振り駒が行われます。
先手は藤井七冠となりました。
角換わりとなり腰掛銀模様で進んでいきます。
お互い想定された駒組みの様子で、時間を使わずどんどん盤面は進んでいきます。
昼食を挟んで43手、藤井七冠は4筋~5筋と順に歩を突いて仕掛けていきます。
局面が大きく動いたのは54手目。銀取りに浮いた飛車に対して、引くのではなく当てるように突き出した銀で攻める。しかし、一旦銀を引いて飛車を追い返したほうが模様が良かったようで、飛車を捕らえて持ち駒から龍となって藤井陣内で暴れ回るも、藤井七冠の持ち駒の2枚の角が盤上の次々投入されると、角マイスターの藤井はあっという間にダブルで馬を作る。
後は入玉を狙う増田玉をしっかりと寄せ切っての快勝となりました。
成すすべなく討ち取られた増田八段ですが、なんとか棋王戦が始まる2月2日までには立て直しての対策を練りたいところではありますね。
《タカダ》
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