天皇賞と竜王戦
2024年10月27日
竜王戦七番勝負第2局が福井県あわら市にある「あわら温泉 美松」で行われました。

現在竜王位3連覇の藤井竜王に挑戦しているのは藤井竜王がプロデビューしてから幾度となく立ちはだかってきた佐々木勇気八段。
1局目は藤井竜王の快勝でしたが、果たして第2局はどのような結果となるのでしょうか。
佐々木八段の先手で始まった序盤は、佐々木八段が6八銀と上がって矢倉の出だしとなりました。先手の想定通りに進んでいるのか、佐々木八段はほぼ時間を使うこと無く指し進めていきます。
バランス型の藤井に対して右玉に構えた積極策の佐々木。
左辺で衝突を繰り返しながら佐々木八段の封じ手で1日目が終わります。
2日目、封じ手は9七角。角を引くより前に出ていく決断だ。
後手は角が効いている6筋を攻められる前に歩を利かす6四歩も一考ですが・・・。
藤井竜王は20分の少考で8六角と角をぶつけていきました。
ここが大きな勝敗の分かれ道だったかもしれません。
強行策が裏目に出てしまったのか、2日目開始から劣勢に立たされる藤井竜王。逆に桂を有効活用しながら優勢を拡大していき早々に藤井玉を追い詰めていきます。
藤井竜王は終盤何とかねじり合いに持ち込もうとするも自玉の受けなしと見て投了。
104手にて佐々木八段の快勝譜となりました。

終局後もインタビューで「完敗だった」と語る藤井竜王。本局はいつもの粘る腰は見られず精彩を欠いていたようにも見受けられました。
そして中四日で第3局も先日対局が行われました。その模様は次の機会に。
中央競馬の秋のGIレースも3戦が終わりました。
現役屈指のスピード自慢が集う下半期のスプリント王決定戦『スプリンターズS』
春に争われた桜花賞、オークスからひと夏を越し、秋の京都のターフを舞台に3歳牝馬が最後の一冠を懸けて集う『秋華賞』
春から夏に成長し、未知の距離である3000メートルの長丁場で争うクラシック最終戦『菊花賞』
スプリンターズSでは西村淳也騎手とルガルが高松宮記念の大敗の雪辱を見事果たし、人馬共にGI初制覇となり週替りのヒーロー(全てのGIで他の騎手が勝利)継続かと思われましたが、続く秋華賞のチェルビニア、菊花賞のアーバンシックを勝利に導いたのはJRAの最強の騎手、C.ルメールでした。これでGIで3勝。強くて上手い。
そして、第170回天皇賞(秋)が本日行われます。

天皇賞(秋)は、東京競馬場・芝2000メートルを舞台に古馬最高の栄誉をかけて争われる、長い歴史と伝統を誇る競走です。
名だたる名馬が盾の栄冠を手にしてきたように、チャンピオンディスタンス(2000m)を制することは人馬にとっては憧れでありまた目指すべきタイトルでもあります。
今年はどの人馬が勝利と栄誉を掴み取ることができるのか。
有力馬としては、昨年の有馬記念で見事な復活を遂げたドウデュースに跨るのは、元祖盾男・保田隆芳の天皇賞(秋)の最多勝利(7勝)に迫る武豊。更に三冠牝馬のお嬢様リバティアイランドと共に盾初勝利を目指す川田将雅。そして令和の入ってからは天皇賞(秋)で5勝3着1回と馬券内100%の無双状態のC.ルメールを背にするレーベンスティール。
この3頭が主軸になると思われます。
東京競馬場は晴れ、芝は良馬場で最高のコンディション。
今年はどの優駿が盾の栄光に輝くのか。楽しみです^^
《タカダ》

現在竜王位3連覇の藤井竜王に挑戦しているのは藤井竜王がプロデビューしてから幾度となく立ちはだかってきた佐々木勇気八段。
1局目は藤井竜王の快勝でしたが、果たして第2局はどのような結果となるのでしょうか。
佐々木八段の先手で始まった序盤は、佐々木八段が6八銀と上がって矢倉の出だしとなりました。先手の想定通りに進んでいるのか、佐々木八段はほぼ時間を使うこと無く指し進めていきます。
バランス型の藤井に対して右玉に構えた積極策の佐々木。
左辺で衝突を繰り返しながら佐々木八段の封じ手で1日目が終わります。
2日目、封じ手は9七角。角を引くより前に出ていく決断だ。
後手は角が効いている6筋を攻められる前に歩を利かす6四歩も一考ですが・・・。
藤井竜王は20分の少考で8六角と角をぶつけていきました。
ここが大きな勝敗の分かれ道だったかもしれません。
強行策が裏目に出てしまったのか、2日目開始から劣勢に立たされる藤井竜王。逆に桂を有効活用しながら優勢を拡大していき早々に藤井玉を追い詰めていきます。
藤井竜王は終盤何とかねじり合いに持ち込もうとするも自玉の受けなしと見て投了。
104手にて佐々木八段の快勝譜となりました。

終局後もインタビューで「完敗だった」と語る藤井竜王。本局はいつもの粘る腰は見られず精彩を欠いていたようにも見受けられました。
そして中四日で第3局も先日対局が行われました。その模様は次の機会に。
中央競馬の秋のGIレースも3戦が終わりました。
現役屈指のスピード自慢が集う下半期のスプリント王決定戦『スプリンターズS』
春に争われた桜花賞、オークスからひと夏を越し、秋の京都のターフを舞台に3歳牝馬が最後の一冠を懸けて集う『秋華賞』
春から夏に成長し、未知の距離である3000メートルの長丁場で争うクラシック最終戦『菊花賞』
スプリンターズSでは西村淳也騎手とルガルが高松宮記念の大敗の雪辱を見事果たし、人馬共にGI初制覇となり週替りのヒーロー(全てのGIで他の騎手が勝利)継続かと思われましたが、続く秋華賞のチェルビニア、菊花賞のアーバンシックを勝利に導いたのはJRAの最強の騎手、C.ルメールでした。これでGIで3勝。強くて上手い。
そして、第170回天皇賞(秋)が本日行われます。

天皇賞(秋)は、東京競馬場・芝2000メートルを舞台に古馬最高の栄誉をかけて争われる、長い歴史と伝統を誇る競走です。
名だたる名馬が盾の栄冠を手にしてきたように、チャンピオンディスタンス(2000m)を制することは人馬にとっては憧れでありまた目指すべきタイトルでもあります。
今年はどの人馬が勝利と栄誉を掴み取ることができるのか。
有力馬としては、昨年の有馬記念で見事な復活を遂げたドウデュースに跨るのは、元祖盾男・保田隆芳の天皇賞(秋)の最多勝利(7勝)に迫る武豊。更に三冠牝馬のお嬢様リバティアイランドと共に盾初勝利を目指す川田将雅。そして令和の入ってからは天皇賞(秋)で5勝3着1回と馬券内100%の無双状態のC.ルメールを背にするレーベンスティール。
この3頭が主軸になると思われます。
東京競馬場は晴れ、芝は良馬場で最高のコンディション。
今年はどの優駿が盾の栄光に輝くのか。楽しみです^^
《タカダ》
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