おはぎとぼたもち
2024年03月28日
先週のお彼岸。
スーパーで山積みの「おはぎ」を見かけた。
その翌日には和菓子屋さんでも。
お彼岸にあんこでお餅を包んだ和菓子をお供えするのは
どうやらあんこの材料である小豆の「赤色」に
魔除けや不老長寿の願いが込められているからだそうだ。
ちなみに「おはぎ」によく似た「ぼたもち」
この2つの違いってご存知ですか?


ひとつは作る時期。
春は「ぼたもち」
秋は「おはぎ」
そもそもそれぞれの季節の花に見立てて作られ
春に咲く牡丹(ボタン)の花で「ぼたもち」
秋に咲く萩(ハギ)の花で「おはぎ」
と名付けられました。
次にあんこの形状。
「ぼたもち」は「こしあん」
「おはぎ」は「つぶあん」
あんこを作る小豆の収穫時期は秋。
収穫したばかりの新鮮な小豆は皮がやわらかく、炊くと皮ごと食べられるので
「おはぎ」のあんこには皮が残っているつぶあんが使われます。
一方「ぼたもち」に使う小豆は収穫から時間が経ち、乾燥して皮が固くなっているので
つぶあんにすると皮が口に残って食べづらいため、皮を取り除いたこしあんを使います。
さらに形や大きさ・中身のお米の種類など似ているようで違うものです。
さて、私がここで何を言いたいかというと
本来春のお彼岸は「ぼたもち」なんです!
今では小豆の品種改良や保存技術が発達して
季節を問わずつぶあんが作れるようになったので
春でも「おはぎ」は作れますが、本来は「ぼたもち」なんです。
和菓子好きの私にとってとても気になった出来事でした。
《エガワ》
スーパーで山積みの「おはぎ」を見かけた。
その翌日には和菓子屋さんでも。
お彼岸にあんこでお餅を包んだ和菓子をお供えするのは
どうやらあんこの材料である小豆の「赤色」に
魔除けや不老長寿の願いが込められているからだそうだ。
ちなみに「おはぎ」によく似た「ぼたもち」
この2つの違いってご存知ですか?


ひとつは作る時期。
春は「ぼたもち」
秋は「おはぎ」
そもそもそれぞれの季節の花に見立てて作られ
春に咲く牡丹(ボタン)の花で「ぼたもち」
秋に咲く萩(ハギ)の花で「おはぎ」
と名付けられました。
次にあんこの形状。
「ぼたもち」は「こしあん」
「おはぎ」は「つぶあん」
あんこを作る小豆の収穫時期は秋。
収穫したばかりの新鮮な小豆は皮がやわらかく、炊くと皮ごと食べられるので
「おはぎ」のあんこには皮が残っているつぶあんが使われます。
一方「ぼたもち」に使う小豆は収穫から時間が経ち、乾燥して皮が固くなっているので
つぶあんにすると皮が口に残って食べづらいため、皮を取り除いたこしあんを使います。
さらに形や大きさ・中身のお米の種類など似ているようで違うものです。
さて、私がここで何を言いたいかというと
本来春のお彼岸は「ぼたもち」なんです!
今では小豆の品種改良や保存技術が発達して
季節を問わずつぶあんが作れるようになったので
春でも「おはぎ」は作れますが、本来は「ぼたもち」なんです。
和菓子好きの私にとってとても気になった出来事でした。
《エガワ》
コメント一覧