最強の天才少年
2023年12月03日
競馬の中でもGI競走は別格です。
1年を通してJRA日本中央競馬会のGI競走は全部でダート2レース、芝22レースの計24レース。
中でも八大競走と呼称された桜花賞・皐月賞・天皇賞(春)・優駿牝馬(オークス)・東京優駿(日本ダービー)・菊花賞・天皇賞(秋)・有馬記念
上半期の総決算となる宝塚記念、そして日本初の国際競走として1984年にGIに昇格したジャパンカップ。
この10レースが日本のGI競走の中でも大きなレースとなります。
そして先日26日は日本の国際GI、ジャパンカップが行われました。
東京芝2400mで争われる海外の強豪馬も参戦するジャパンカップは今年で43回目。2006年にディープインパクトが勝利して以来日本馬が17連勝中。
今年も外国馬が参戦しますが僅か1頭のみの参戦ということでやや寂しい国際競走となってしまいましたが、逆に今年は日本馬の層の厚さが目立ちました。
ドバイシーマCを圧勝し、続く宝塚記念、天皇賞(秋)と勝利し現在GIを5連勝中の世界ランキング№1のイクイノックス、史上七頭目の牝馬三冠を達成したリバティアイランド、GIを2勝のスターズオンアース、GI未勝利の賞金王ディープポンド、出走馬の中で唯一イクイノックスを負かしたドウデュース、驚異の逃げで他馬を圧倒するGIを3勝しているタイトルホルダーなどGI勝ち馬がてんこ盛り!
豪華メンバーが揃い踏みの今年のジャパンカップ、そして枠順もジャパンカップでもっとも勝率の高い1枠になんとリバティアイランドとイクイノックスの人気馬2頭が・・・!
更に勝率の高い3枠までにタイトルホルダーとドウデュースが入るという状況。
スタート後、逃げ宣言をしていたパンサラッサが案の定ハナを取りどんどんと後続を突き放していく中、2番手タイトルホルダーの後方を追走していくイクイノックスとその後ろでイクイノックスをマークするリバティアイランド、スターズオンアースと直後にドウデュースが追走するという形のまま最終コーナーを過ぎる。後続を大きく突き放していたパンサラッサですが・・・
イクイノックスが残り400mの所で楽な手応えで先行するタイトルホルダーを抜き去ると、一杯になったパンサラッサを一完歩ずつ近づいていき200mを残して単騎先頭に!
最後は圧倒的スピードで後続に差をつけての完勝。最後緩めたにもかかわらず上がり3F最速を出してしまう驚異の走り。世界一位はやはり世界一位だったのを改めて思い知ることとなったジャパンカップでした。
イクイノックスはまだ4歳。今回のジャパンカップは前回天皇賞(秋)から中3週と、イクイノックス自身初の短期ローテでの出走でしたが結果圧勝、次走の想定していた有馬記念でも勝てる確率はかなり高かったと思うのですが、種牡馬入りして今後多くの優駿を輩出するために電撃引退が発表されました。万が一の事があったら今後のイクイノックス産駒が幻に終わってしまいかねないのでブラッド・スポーツでは当然の判断だと思います。
早ければ2027年にも父・キタサンブラックと産駒での親子対決が見られると思うとワクワクしてきます。
もしも実現されたなら、イクイノックスのサンデー系と交配可能な血統的にも、アーモンドアイやリバティアイランドが相手であればリバティアイランドならサンデーサイレンスの4×4、アーモンドアイなら〝奇跡の血量〟と表現される4×3のインブリードとなり過去に例のない名馬が誕生するかも・・・。
何にしても「無事是名馬也」と言われるように怪我なく引退を迎えられるというのが馬たちにとっての一番大事なことですから。
《タカダ》
1年を通してJRA日本中央競馬会のGI競走は全部でダート2レース、芝22レースの計24レース。
中でも八大競走と呼称された桜花賞・皐月賞・天皇賞(春)・優駿牝馬(オークス)・東京優駿(日本ダービー)・菊花賞・天皇賞(秋)・有馬記念
上半期の総決算となる宝塚記念、そして日本初の国際競走として1984年にGIに昇格したジャパンカップ。
この10レースが日本のGI競走の中でも大きなレースとなります。
そして先日26日は日本の国際GI、ジャパンカップが行われました。
東京芝2400mで争われる海外の強豪馬も参戦するジャパンカップは今年で43回目。2006年にディープインパクトが勝利して以来日本馬が17連勝中。
今年も外国馬が参戦しますが僅か1頭のみの参戦ということでやや寂しい国際競走となってしまいましたが、逆に今年は日本馬の層の厚さが目立ちました。
ドバイシーマCを圧勝し、続く宝塚記念、天皇賞(秋)と勝利し現在GIを5連勝中の世界ランキング№1のイクイノックス、史上七頭目の牝馬三冠を達成したリバティアイランド、GIを2勝のスターズオンアース、GI未勝利の賞金王ディープポンド、出走馬の中で唯一イクイノックスを負かしたドウデュース、驚異の逃げで他馬を圧倒するGIを3勝しているタイトルホルダーなどGI勝ち馬がてんこ盛り!
豪華メンバーが揃い踏みの今年のジャパンカップ、そして枠順もジャパンカップでもっとも勝率の高い1枠になんとリバティアイランドとイクイノックスの人気馬2頭が・・・!
更に勝率の高い3枠までにタイトルホルダーとドウデュースが入るという状況。
スタート後、逃げ宣言をしていたパンサラッサが案の定ハナを取りどんどんと後続を突き放していく中、2番手タイトルホルダーの後方を追走していくイクイノックスとその後ろでイクイノックスをマークするリバティアイランド、スターズオンアースと直後にドウデュースが追走するという形のまま最終コーナーを過ぎる。後続を大きく突き放していたパンサラッサですが・・・
イクイノックスが残り400mの所で楽な手応えで先行するタイトルホルダーを抜き去ると、一杯になったパンサラッサを一完歩ずつ近づいていき200mを残して単騎先頭に!
最後は圧倒的スピードで後続に差をつけての完勝。最後緩めたにもかかわらず上がり3F最速を出してしまう驚異の走り。世界一位はやはり世界一位だったのを改めて思い知ることとなったジャパンカップでした。
イクイノックスはまだ4歳。今回のジャパンカップは前回天皇賞(秋)から中3週と、イクイノックス自身初の短期ローテでの出走でしたが結果圧勝、次走の想定していた有馬記念でも勝てる確率はかなり高かったと思うのですが、種牡馬入りして今後多くの優駿を輩出するために電撃引退が発表されました。万が一の事があったら今後のイクイノックス産駒が幻に終わってしまいかねないのでブラッド・スポーツでは当然の判断だと思います。
早ければ2027年にも父・キタサンブラックと産駒での親子対決が見られると思うとワクワクしてきます。
もしも実現されたなら、イクイノックスのサンデー系と交配可能な血統的にも、アーモンドアイやリバティアイランドが相手であればリバティアイランドならサンデーサイレンスの4×4、アーモンドアイなら〝奇跡の血量〟と表現される4×3のインブリードとなり過去に例のない名馬が誕生するかも・・・。
何にしても「無事是名馬也」と言われるように怪我なく引退を迎えられるというのが馬たちにとっての一番大事なことですから。
《タカダ》
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