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ベンツ乱視

2023年03月23日

千里中央店

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いつもメガネのセンリ・ブログをご覧いただきありがとうございます。

千里中央店には最新の乱視解析機能付きの他覚測定装置がございます。

導入時のブログ

乱視の測定に優れていて、目の角膜形状や屈折の様子を等高線のように確認出来ます。
この機器は、角膜表面のカーブを部分部分で測定し、カーブの強弱をカラー表示で
表示することができます。


↓乱視のない角膜です。中央の十字マークの周囲が全て同色の黄緑色で表示されています。



角膜の表面が歪みのない理想的な球面に近い形をしているため、乱視がないことを表しています。

↓横方向には黄緑色ですが、縦方向にオレンジ色の「砂時計型」です。
オレンジ色の方向に角膜のカーブが強いことを示しています。




1方向(この場合は縦方向)にのみ角膜が歪んでいる乱視ですので、
眼鏡やコンタクトレンズで矯正ができます。

今回は珍しい症例のデータが取れたのでブログでご紹介します。



私は『ベンツ乱視』と呼んでいます。
普通は屈折が1軸なのに、この方は3方向に屈折しています。

このような目に普通の測定をするとお答えが定まりません。
これを一般的に不正乱視といいます。

データと自覚的なお答えを総合して矯正すべきか相談させていただいています。
そのためにはデータを撮れる測定器が必要なのです。

他店で乱視を入れても効果が出なかった、慣れにくかったなど
まずはメガネを作る、作らないは別として測定だけでもOKです。

ちなみに対応できるレンズは3軸以上というのは出来ません。
どうぞ、まずはご相談くださいね。


『なかお』


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