談山神社
2022年11月29日
こんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
紅葉を見に奈良県桜井市多武峯にある談山神社(だんざんじんじゃ)に行って参りました。
大化の改新発祥地であり、ご本殿は藤原鎌足公をお祀りしている神社になります。
聖徳太子が亡くなってから、豪族(ごうぞく)の蘇我入鹿(そがのいるか)が力を持ち、天皇さえもしのごうとしていました。
天皇を父母に持つ中大兄皇子(後の天智天皇)は中臣鎌足(後の藤原鎌足)とともに蘇我氏を倒す計画を企てます。それを持ちかけたのは鎌足だといわれています。
皇子と鎌足の出会いは当神社での蹴鞠(けまり)といわれていて、皇子が蹴鞠に夢中になり、鞠を蹴った皇子の靴が勢い余ってぬげてしまいました。その靴を拾って差し出したのが鎌足でした。2人は初めてそこで言葉を交わします。自分より低い身分の鎌足の向かって丁寧にお礼を言う皇子。その態度を見て鎌足はこの人こそ次の天皇に相応しい人物だと考えるようにまりました。
境内にある「けまりの庭」は、皇子と鎌足公が出会ったと言われる場所になります。
(現在でも年に2回こちらでけまり祭りが行われています。)
西暦645年5月、皇子と鎌足がこちらの神社の裏山で極秘の談合を行いました。
そしてついに事件が、、。645年6月に中大兄皇子自ら剣を振るい、蘇我入鹿を倒しました。
その後全ての土地と人々を天皇が治める新しい政治の仕組みを目指すようになります。
そしてこの年初めて「大化」という年号を決めました。
大化の改新です。
「談山」という名前の由来は、中大兄皇子と鎌足公が、蘇我氏を倒す計画を、多武峰で行っていたから。
2人が語らっていた場所だったことから、多武峰は「談らい(かたらい)山」と呼ばれていました。それを記念して、「談山神社」と名付けられました。
大鳥居をくぐるとまず夫婦杉があります。
根の部分は大木ですが上にいくと幹が2つに分かれています。
階段を上がって行くと、本殿の手前に厄割り石というのがありました。
厄割改新玉に厄を移してそれを割るというものです。
私もしっかり厄を落としてきました。
そして本殿へ。
藤原鎌足をお祀りする本殿は社殿全体はけんらん豪華な様式で、日光東照宮造営の際にお手本となったことでも有名だそうです。
真ん中の少し盛り上がった石段は天皇家のみがお詣りされるときに座られる場所だそうです。
一般の方は入ることは許されません。
(左が本殿で右に屋根だけ写っているのが拝殿です。)
こちらの拝殿からの紅葉が絶景です。
拝殿を抜けると十三重塔の塔が。
藤原鎌足公長子・定慧和尚が、父の供養のために創建した塔婆で、現存のものは享禄五年 (一五三二)の再建ですが、木造十三重塔としては現存世界唯一の貴重な建造物になります。
こちらも紅葉とのコラボがとても綺麗です。
お昼は奈良県特産の三輪そうめん定食。天ぷら、バナナケーキ付です!!
他にも見所がいっぱいの談山神社。
関西の日光と呼ばれているそうで、桜の季節も夏の新緑も最高だそうですので、また是非訪れたいと思います。
《いまい》
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
紅葉を見に奈良県桜井市多武峯にある談山神社(だんざんじんじゃ)に行って参りました。
大化の改新発祥地であり、ご本殿は藤原鎌足公をお祀りしている神社になります。
聖徳太子が亡くなってから、豪族(ごうぞく)の蘇我入鹿(そがのいるか)が力を持ち、天皇さえもしのごうとしていました。
天皇を父母に持つ中大兄皇子(後の天智天皇)は中臣鎌足(後の藤原鎌足)とともに蘇我氏を倒す計画を企てます。それを持ちかけたのは鎌足だといわれています。
皇子と鎌足の出会いは当神社での蹴鞠(けまり)といわれていて、皇子が蹴鞠に夢中になり、鞠を蹴った皇子の靴が勢い余ってぬげてしまいました。その靴を拾って差し出したのが鎌足でした。2人は初めてそこで言葉を交わします。自分より低い身分の鎌足の向かって丁寧にお礼を言う皇子。その態度を見て鎌足はこの人こそ次の天皇に相応しい人物だと考えるようにまりました。
境内にある「けまりの庭」は、皇子と鎌足公が出会ったと言われる場所になります。
(現在でも年に2回こちらでけまり祭りが行われています。)
西暦645年5月、皇子と鎌足がこちらの神社の裏山で極秘の談合を行いました。
そしてついに事件が、、。645年6月に中大兄皇子自ら剣を振るい、蘇我入鹿を倒しました。
その後全ての土地と人々を天皇が治める新しい政治の仕組みを目指すようになります。
そしてこの年初めて「大化」という年号を決めました。
大化の改新です。
「談山」という名前の由来は、中大兄皇子と鎌足公が、蘇我氏を倒す計画を、多武峰で行っていたから。
2人が語らっていた場所だったことから、多武峰は「談らい(かたらい)山」と呼ばれていました。それを記念して、「談山神社」と名付けられました。
大鳥居をくぐるとまず夫婦杉があります。
根の部分は大木ですが上にいくと幹が2つに分かれています。
階段を上がって行くと、本殿の手前に厄割り石というのがありました。
厄割改新玉に厄を移してそれを割るというものです。
私もしっかり厄を落としてきました。
そして本殿へ。
藤原鎌足をお祀りする本殿は社殿全体はけんらん豪華な様式で、日光東照宮造営の際にお手本となったことでも有名だそうです。
真ん中の少し盛り上がった石段は天皇家のみがお詣りされるときに座られる場所だそうです。
一般の方は入ることは許されません。
(左が本殿で右に屋根だけ写っているのが拝殿です。)
こちらの拝殿からの紅葉が絶景です。
拝殿を抜けると十三重塔の塔が。
藤原鎌足公長子・定慧和尚が、父の供養のために創建した塔婆で、現存のものは享禄五年 (一五三二)の再建ですが、木造十三重塔としては現存世界唯一の貴重な建造物になります。
こちらも紅葉とのコラボがとても綺麗です。
お昼は奈良県特産の三輪そうめん定食。天ぷら、バナナケーキ付です!!
他にも見所がいっぱいの談山神社。
関西の日光と呼ばれているそうで、桜の季節も夏の新緑も最高だそうですので、また是非訪れたいと思います。
《いまい》
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