脳がバグった!?
2021年08月15日
人の脳はかくもたやすく騙される。そして騙されていることに気づいても修正することはできない・・・。
ペンローズの三角形という図形をご存でしょうか?
これは一種の錯視立体で、3本の真っ直ぐな四角柱がそれぞれ直角に組み合わされていながら、全体で三角形を形成しています。
不可能図形または不可能物体と呼ばれるその図形は、あたかも実在する三角形を図式化したように見えますが、実際に3次元空間には具現化することが出来ない図形です。
以前にこのブログで紹介しました『ミラクルエッシャー展』(良ければ一度リンク先をご一読下さい!)内でも、複雑で美麗な不可能立体の一部がご覧いただけます。
さて、まずは下の3つの動画をご覧ください。
鏡に映すと姿が変わる「変身立体」。
二つの方向から見たとき、まったく違った姿に見える新しい立体錯視が理解していても不思議だったので自ら実践動画を作ってご紹介します。
変身!立体錯視◯◇編
手前にある物体は丸の連続に見えますよね。しかし、鏡の向こうでは・・・?
そして物体を回転させると・・・?
変身!立体錯視⇒編
手前にある矢印は右を向いていますよね?でも鏡の向こうの矢印は・・・?
そして矢印を回転させると・・・?
変身!立体錯視◯◯◯編
手前にある物体は三連の丸の形ですが、鏡の向こうの形は・・・?
そして物体を回転させると・・・?
どうですか?
初見の方はこの不思議な出来事を的確に説明できるでしょうか?
第3世代の不可能立体と呼ばれるこの錯視は、私は初めて動画で見た時一度では理解できず、何度も見てもそれでも理解できず、種明かし動画でやっとわかりました。
立体錯視アートの第一人者で、数々の立体錯視を発表されている数理工学の杉原厚吉教授は、二つの方向から見たとき、まったく違った姿に見える今回の新しい立体錯視を発見しました。1枚の画像には奥行きの情報がないためそこに映っている立体はひとつには決まらないという数理的知見と、 人間の脳は画像を解釈するとき直角を優先するという「脳は物体の断面を、平面に切断された切り口だと見なす傾向が強い」という錯覚を利用したものということで、心理学的知見を組み合わせて作ったものです。
正直何を言っているのか言葉では理解できませんが、実際のものを見れば納得・・・?
一方方向から見た時は直線と認識しているものが、他方向から観ると実は曲線で構成されていたのです。
実際、自分で手にとって見て、分かっていても不思議な感覚が残ったままです・・・なんだこの感覚。
で、今回の動画内の錯視のオブジェは、下記の書籍の付録のものなんです。
錯視のメカニズムが優しく解説されていて、錯視のオフジェや紙の錯視キットも入っていてなかなか面白いです。
また、youtube動画でも錯視で検索すると、色々な不思議な錯視動画や作品が見られますので興味がわいた方は一度ご覧になって下さい。めちゃくちゃ不思議な感じになれますので^^
《タカダ》
ペンローズの三角形という図形をご存でしょうか?
これは一種の錯視立体で、3本の真っ直ぐな四角柱がそれぞれ直角に組み合わされていながら、全体で三角形を形成しています。
不可能図形または不可能物体と呼ばれるその図形は、あたかも実在する三角形を図式化したように見えますが、実際に3次元空間には具現化することが出来ない図形です。
以前にこのブログで紹介しました『ミラクルエッシャー展』(良ければ一度リンク先をご一読下さい!)内でも、複雑で美麗な不可能立体の一部がご覧いただけます。
さて、まずは下の3つの動画をご覧ください。
鏡に映すと姿が変わる「変身立体」。
二つの方向から見たとき、まったく違った姿に見える新しい立体錯視が理解していても不思議だったので自ら実践動画を作ってご紹介します。
変身!立体錯視◯◇編
手前にある物体は丸の連続に見えますよね。しかし、鏡の向こうでは・・・?
そして物体を回転させると・・・?
変身!立体錯視⇒編
手前にある矢印は右を向いていますよね?でも鏡の向こうの矢印は・・・?
そして矢印を回転させると・・・?
変身!立体錯視◯◯◯編
手前にある物体は三連の丸の形ですが、鏡の向こうの形は・・・?
そして物体を回転させると・・・?
どうですか?
初見の方はこの不思議な出来事を的確に説明できるでしょうか?
第3世代の不可能立体と呼ばれるこの錯視は、私は初めて動画で見た時一度では理解できず、何度も見てもそれでも理解できず、種明かし動画でやっとわかりました。
立体錯視アートの第一人者で、数々の立体錯視を発表されている数理工学の杉原厚吉教授は、二つの方向から見たとき、まったく違った姿に見える今回の新しい立体錯視を発見しました。1枚の画像には奥行きの情報がないためそこに映っている立体はひとつには決まらないという数理的知見と、 人間の脳は画像を解釈するとき直角を優先するという「脳は物体の断面を、平面に切断された切り口だと見なす傾向が強い」という錯覚を利用したものということで、心理学的知見を組み合わせて作ったものです。
正直何を言っているのか言葉では理解できませんが、実際のものを見れば納得・・・?
一方方向から見た時は直線と認識しているものが、他方向から観ると実は曲線で構成されていたのです。
実際、自分で手にとって見て、分かっていても不思議な感覚が残ったままです・・・なんだこの感覚。
で、今回の動画内の錯視のオブジェは、下記の書籍の付録のものなんです。
錯視のメカニズムが優しく解説されていて、錯視のオフジェや紙の錯視キットも入っていてなかなか面白いです。
また、youtube動画でも錯視で検索すると、色々な不思議な錯視動画や作品が見られますので興味がわいた方は一度ご覧になって下さい。めちゃくちゃ不思議な感じになれますので^^
《タカダ》
コメント一覧
2. ママ刺し身ー
役に立つで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
十河 2024.10.21 12:59:43
1. WAO
it is so good!
とても良い
nami 2024.08.05 21:48:52