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最後の夏。

2021年07月24日

千里中央店

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こんにちは。



息子にとっての最後の夏が終わった。

全国高校野球大阪大会予選1回戦、場所は住之江公園球場。8回を終わり4ー1、3点のリードで迎えた9回表、相手チームが土壇場で3点を奪い同点、試合は延長戦へ。

11回裏1アウト3塁、3塁ランナーが還れば勝利のチャンスをものに出来ず12回表1点を奪われ逆転されゲームセット。

その瞬間、12回をひとり投げ抜いた背番号1はベンチの前で泣き崩れた。息子はその仲間に駆け寄り肩を貸していた。


その日の9時に試合がスタートしていて、仕事だった僕は試合結果をお昼前にTwitterで知った。

この敗戦は小学校3年から10年間続けてきた野球がひとまず今日で終わりを告げることを意味する。

学生時代に学業以外の事で10年同じことをやり続ける。僕には決して真似の出来なかった芸当だ。暑い夏も寒い冬もそれも10年もだ。それだけでも立派だなと思うし親として誇りにも思う。(紛れもなく親バカなんだろうけど)


どんな言葉をかけようか。

…色々と考えながら仕事を終えて家に帰ると、息子はまだ帰ってなかった。嫁さんに聞くとチームのみんなと晩ご飯を食べてから帰って来るらしい。

会場で応援していたお母さん達も相当ショックを受けていたらしい。過去に対戦して勝っていたこともあり、8回裏終了時3点リードの時点で勝利を確信して次の対戦相手、次の試合会場に意識が行ってたそうで、その後の展開に頭と気持ちが整理できず、ゲームセットの瞬間はしばらく呆然としていたらしい。無理もない。


晩ごはんを食べてしばらくすると息子が帰ってきた。

「残念やったな。長いことお疲れさん。」

僕がそう伝えると、息子はただ黙って頷いて風呂場へと向かっていった。


風呂から出た息子に、仕事帰りに買ったドーナツを手渡し、そいつを食べながら話を聞いた。

スタジアムから出た瞬間に自然発生的にみんな涙が溢れてきて大泣きしたんだそうだ。それまで抑えていたそれぞれの感情が一気に爆発したんだろう。
球場の外で監督やコーチから労いの言葉をもらい、記念撮影などをして、会場を後にしたらしい。


話をする息子の様子は何処か吹っ切れていて清々しく感じた。すでに目の前の事実を受け入れているようにも、そして次の目標に向けて意識を切り替えてるようにも見えた。息子の日に焼けた顔がキラキラ眩しく一際たくましく思えた。


息子の労をねぎらうつもりだったのに、逆に勇気をもらったような気がした。ありがとな。そして本当にお疲れさま。


小学校6年のチームメートとの写真、やっぱり仲間っていいッスよね。


10年前野球を始めたばかりの小学校3年生の写真、この頃の可愛げはいったい何処にいってしまったんだろうか…(笑)



《ウエノ》

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