不信の鎖
堂場瞬一
警視庁犯罪被害者支援課 6
ブラック企業と知られる、ハウスメーカー社長の娘が二年前に
殺害された事件で、支援課の村野が接していた。
突然他の殺人事件で捕まった犯人が、娘の殺害を自供する
社長を犯罪被害者、そしてその家族として接していたが
反社会的な顔を持つ人間を支援することに何の意味があるのか
さらに、家族の中に加害者の存在が明らかになった時点でも
支援課村野は、『 支援とは、目の前に困ってる人がいたら手を差し伸べる
それが人間本来の姿だ 』『 社長を支援する 』
村野は決断する。
支援を必要とされる方が、多勢居られるように思います。
《 フジイ 》
コメント一覧