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ハードコンタクトとメガネ〜J.F.Rey。

2020年07月11日

千里中央店

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こんにちは。



今日はタイトルにもありますようにハードコンタクトとメガネについて。

現在、ハードコンタクトレンズを使用されている方が、新しくメガネを作る場合に気をつけていただきたいこと。

それは【度数測定のタイミング】です。

今後もハードコンタクトとメガネの併用なのか、ハードコンタクトを辞めてメガネだけにするのかで、【度数測定のタイミング】が全く異なるからです。


ハードコンタクトはその名の通り、今主流の使い捨てなどのソフトコンタクトに比べてとても硬いレンズです。

硬い故にソフトコンタクトと比べて異物感はありますが、不正乱視や角膜乱視のある方などは、角膜の表面とレンズの隙間を涙が埋めてくれるため表面の歪みが消えて乱視を補正してくれます。ソフトコンタクトと比べて視力矯正効果も高いと言えます。





一方、角膜は硬そうなイメージですが、実はとても柔らかくプニュプニュのコラーゲンがその主成分。目の内側の圧力で形を保っています。

硬いハードコンタクトレンズを長年つけ続けると、柔らかい角膜はレンズの影響を受けて表面の状態が変化していることが多いのです。簡単に言うとハードコンタクトレンズの「クセがついた状態」となります。


ここで【度数測定のタイミング】の話の結論です。

今後もメガネと併用される場合は、角膜がハードコンタクトの「クセがついた状態」でのメガネ装用となりますので、コンタクトを外してすぐの検査で良いわけです。

ただし目の負担や年齢的なことを考えて、 ハードコンタクトレンズを辞めてメガネだけにする場合は、コンタクトを外してから少なくとも1ヶ月程以上経ってから検査した方が良いと思います。

何故なら「クセがついた状態」から約1ヶ月程で元の角膜の状態に戻るからです。
その結果、近視、乱視などの度数変化が起きてしまう可能性が高くなります。

(個人差がありますのであまり変化のない方もおられます)


「いやいや、困ってるので1ヶ月も待てません」という方は、度数の変化の可能性がある事を了承していただいた上で、暫定的にお作りにいただくことになります。

ちなみにソフトコンタクトの場合は、角膜形状への影響は少ないと考えられますので、メガネだけの使用にシフトする場合もコンタクトを外してすぐの検査で問題ないかと思います。(不安な方は少し日数を開けていただいても良いかと…)



最後に。

パッと見た感じハードな印象のメガネが入荷しましたのでご紹介をさせていただきます。



フランス製の個性派ブランド『J.F.Rey ジェイエフレイ』の新作です。



メタルの素材はステンレス。
インナーリムは3Dプリンターで成形された風防のような樹脂パーツ。



スリットが入っていて、デザイン的にもミリタリーな印象でとても個性的。



レンズのカタチもとてもユニーク。レンズが小さいので、それこそハードコンタクトを使用されていて度数の強い方には最適かもしれません。裸眼の状態と思いっきりギャップのあるメガネで楽しいと思いますよ。


J.F.Rey NAUTINEW 上)4343 下)0000 46 52,000yen+tax

入荷カラーはマットカーキとマットブラックの2色となります。気になる方はお早めにどうぞ。




《ウエノ》

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