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恩返し

2020年06月21日

南千里店

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将棋界では一般的に弟子が師匠に勝つことを『恩返し』と言います。

藤井聡太七段が将棋界初という記録を手土産に、2度目の『恩返し』が叶いました。

20日(土)に竜王戦ランキング戦3組の決勝戦が大阪の関西将棋会館で行われました。
予てから注目されていた、弟子の藤井聡太七段とその師匠である杉本昌隆八段の対戦です。

1度目はまだ藤井六段時代の15歳の時でした。その時は先日手差し直しの末、藤井六段が勝利しました。
その時の先手番だった杉本師匠は、先手では珍しく初手に2分ほど時間を使って1手目を指しました。
終局後杉本師匠は報道陣に尋ねられたとき「自分の棋士人生の中でも、おそらく一番注目された対局かな、と思いましたし……。こういう対局が出来ることを棋士として大変うれしく思いました。いろいろな人に感謝の気持ちを持ちながら、いろいろと考えて、数分(経ってしまった)」と答えていました。



そして今回、2年ぶりの師弟対決で、師匠は気合の表れなのか棋士の勝負服である和服姿で対局室へ。手番は後手。
藤井七段が1手目を指し終えた直後離席し、暫くして2手目を指しました。
杉本師匠は得意戦法の四間飛車で、弟子を全力で負かすとの意思表示を示しました。

中盤戦の入り口まで一進一退のジリジリとした攻防が続き、お互い残り時間が僅かのところで一気に終盤戦へ。
藤井七段が厳しい手で確実に杉本玉を追い詰め、95手で勝利しました。

そしてこの勝利で竜王戦ランキング戦では無傷の20連勝&4期連続優勝。
棋界初の記録で師匠に最高の『恩返し』が出来た藤井七段。


終局後のインタビューで杉本師匠は「自分の(竜王への)挑戦はここで終わりましたが、負けたのは悔しいが、(竜王戦本戦での藤井七段の活躍に)代わりの楽しみができた」と感慨深そうに語っていたのが印象的でした。

そして23日には王位戦の挑戦者決定戦が行われます。
相手は現在叡王・王座の二冠を保持しているトップ棋士の永瀬二冠です。
前回は、現在藤井七段がタイトル戦を戦っている棋聖戦での、これも挑戦者決定戦で相対している二人です。
またもや決定戦という大舞台で戦うこの若き天才棋士同士の対決は目が離せない!
勝てば藤井七段は棋聖・王位のダブルタイトル挑戦となります。
ワクワクします^^

《タカダ》

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