屈折率
佐々木譲
安積啓二郎は、経営していた小さな貿易会社を精算する事に
そこヘ叔父からガラス工場の社長になって欲しいと頼まれる。
社長になって、工場に出入りのガラス工芸作家の透子に会い
ガラスの魅力に目覚めてゆく。
再建に向けて次々と手を打って行く
従来の仕事を継続していては行き詰まる、その為に何をカットし
何を新しくしてゆくか
海外市場への進出、ハイテク化部門特化が語られるが
それを具体的にどのようにして行くか
下町の小さな会社再建の方策、一つ一つが面白く
表題は、透子との出会いから別れを描いていました。
《 フジイ 》
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