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トゲ。

2020年02月22日

千里中央店

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こんにちは。



先週のこと、家の板張りの部屋で椅子に座ろうと踵(かかと)を軸にクルッと回転したところ、チクッと痛みを感じました。

すぐに靴下を脱いで右足の踵を見るとしっかりトゲが刺さっていました。

5円玉を押し当ててみたり、熱消毒した針で引っ掻き出そうとしてみましたが、深く入り込んでいて微動だにしません。

年齢のせいか踵の皮膚も厚くて硬いし、全然取れへんし…(笑)


そのうち自然に取れるだろうと2〜3日放っておいたんですけど、ある時胡座をかこうとして、ちょっと足の角度を変えた時にチクッとなって、痛っ!!やっぱりアカンって。


その後すぐに近所の病院を受診しました。

先生に呼ばれて診察室に入り状況を話すと、靴下を脱いでベットにうつ伏せになるよう言われました。

「ちょっとチクッとするよー」

そう言われて患部を何かしらの器具で処置してくれたのですが…

痛っ!!

思わず声も出ました。

「結構深いみたいやなー」

その後も何度も何度もカチッ、カチッ…

さすがにその後は声には出さないものの、その都度、痛っ!痛っ!…って思わず顔も歪むし嫌な汗も出てきます。


その様子を先生の隣で見ておられた看護師さんが

「痛いですよね」「大丈夫ですよ」

そう言って右足のふくらはぎ辺りを軽くトントントントンとしてくれたんです。

すると不思議なんですけど、痛みが軽くなった気がしたんですよね。


何故だろう?

痛みを共感してくれたから…
それとも「はいっ!痛いです!」って、そこで僕自身が笑えたから…

それよりも何よりも、うつ伏せになって様子がわからない中、不定期にやって来る痛みや不安な気持ちを柔らげてくれたのは間違いなく看護師さんの手だったように思う。

先生が10数回くらい処置してくれてる間、その看護師さんは、ずっと声掛けしながらリズミカルにトントントントンとしてくれていました。

その行動に安心感を抱いたのは間違いないです。

「手当て」って良く言うけど、本当に「触れる」だけで、気持ちも痛みも軽くなるんだなーって。


相手の気持ちや不安に寄り添う、そしてそこから自然にでる行動が、相手の気持ちを明るくしたり、不安を柔らげたりするんだな…

僕自身もお店でお客様に接する時には意識してますが、今回患者という立場になってあらためてその大切さを痛感した次第であります。




こんなん出ました〜(笑)記念にもらった刺さっていたトゲ。


決してその看護師さんが「可愛いかったから」とか「綺麗な人だったから」そういうんじゃないですから…くれぐれも誤解のないようお願い致します( ̄^ ̄)ゞ


本日は、本当の意味での「手当て」をしてくれたことに感激したというお話でした。



《ウエノ》

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