本のお話 2019年09月02日 南千里店 秋霜 葉室麟 春雷の続きです。 鬼の最後を見届けよと散っていった多聞隼人、 今回は児島兵衛 豊後羽根藩の欅屋敷で孤児を見守る女楓らを亡き者にしようとする児島兵衛 自ら大殿を切ることに、『 暗君の暴虐にて向かいいたすは、武士の習いでござる 』 『 秋霜のごとくひとに苛烈にあたるからには、おのれにも厳しくあらねばなるまい 』 兵衛は脇差を腹に突き立て真一文字に横に引いた。 胸の奥に武士としての誇りを持ち児島兵衛がいく。 《 フジイ 》 南千里店 | コメント(0)
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