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「世界初!iPS角膜移植を厚労省が了承」

2019年03月06日

千里中央店

皆様こんにちは。


iPS細胞から角膜の細胞を作って目の病気の患者に移植する大阪大学の臨床研究計画について、厚生労働省の専門部会が5日、条件付きで了承しました。

iPS細胞を利用した目の病気の再生医療では、理化学研究所などが2014年、網膜の細胞を移植したケースに次いで2例目になります。
早ければ今年6月にも1人目の移植を実施する方針との事です。


他人のiPS細胞を使うため、移植した際に拒絶反応が起こるリスクなどの説明などが承認の条件に盛り込まれました。

対象は「角膜上皮幹細胞疲弊症」の患者。
※黒目の表面を覆う透明な組織である角膜が、けがや病気で傷つき、角膜を作り出す幹細胞が消失する病気。幹細胞がなくなると角膜の周囲にある結膜が角膜に入り込み、透明性が失われて視力が低下し、失明に至ることもある。



計画では、京都大学が備蓄している他人のiPS細胞の提供を受け、角膜の細胞に変えて円形のシートに加工。
患者の角膜の損傷部を除去して移植。
免疫抑制剤を使って拒絶反応を抑え、移植の治療効果と安全性を確認。


角膜だけでなく、網膜や他の部位の治療も、一日でも早く実用化され、多くの方がひかりと、明るい未来を取り戻せるようになってほしいものです。



《マスヤマ》

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