本のお話
2018年08月27日
八月十五日に吹く風
松岡圭祐
戦史に残る、大規模撤退作戦が今日の日本を築いた。
戦後、日本は平和と発展をてにした。
じつは戦時中、日本人みずからが理性を証明していた。
野蛮な存在でないとアメリカに認めさせていた。
この撤退以前の日本は、アメリカにはこう思われていた。
日本兵分析結果五項目、
〈 人命軽視 〉
〈 不条理な戦死の目的化 〉
〈 同一戦法への固執 〉
〈 想定外の事態への対処能力欠如 〉
〈理想や願望と事実との混同 〉
軍の上層部に人道主義への目覚めがあった、終戦より早く、
それは着実に広がっていった。
1943年、北の果てキスカ島での救出劇、日本は人道を貫き
5,200人の兵員を助けた。
日米双方の視点で描く感動の物語。
《 フジイ 》
最新コメント