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もっと眼鏡を感じたい〜鯖江2日目。

2018年02月17日

千里中央店

こんにちは。




工場見学2日目は昨日のタカダからバトンを受け継ぎまして、ウエノがご案内させていただきます。



とその前に…


1日目、三光光学さん、浜本テクニカルさんの工場見学を終えた僕達は今回の宿へと向かいチェックイン。







そして、お腹の空いた一同は足元を雪仕様にチェンジして(長靴に履き替えて…笑)徒歩で、食事処『ぬの屋』さんへと向かいました。





誰ひとり滑ることなく無事到着。


この天候で、他のお客様は早くからキャンセルされていだそうで、この日の客は僕達だけ…恐縮です(笑)。


社長のありがたい挨拶のあと(笑)、タカダさんの乾杯の音頭で、さぁ、宴の始まりです。





ともに頑張る仲間と食べる美味しい食事美味しいお酒は格別でした。




ここから2日目。


この日は前日と違いあいにくの曇り空。





午前中お世話になったのは、メガネに関するあらゆる修理に応えてくださる心強いパートナー『リペア』さんです。





修理専門で今年で21年目、小売店・問屋・商社・メーカーの修理を合わせると年間約15万本にもなるそうです。


ここ3,4年の傾向としてセル(プラスチック)フレームの修理、ネジ抜き、量販店からの「型直し」が増えてるとのこと…簡単な「型直し」までも修理屋さんに出すことに驚きましたが、量販店の現状を考えると仕方がないのでしょうか。


メガネはアフターケアがとても大切です。
壊れてしまい修理が必要なら仕方ないですが、ちょっとした調整でその都度メガネを何日も預けないといけないのはお客様にとって不自由でしょうし、お店(会社)の対応としては少し怠慢なように思いました。



ここからは工場内を見学。


まず到着した修理品はここで荷受され、トレイにうつされます。





そして修理内容を確認してパソコンに入力、そして修理金額・納期などをお客様に連絡、お客様からゴーサイン(進行)の指示が出た修理品を各部署に指示書を付けて回します。(絵も上手くてわかりやすい)











修理で一番多いのが溶接、その溶接は2種類、レーザー溶接とロー付けです。


最初にレーザー溶接を体験させていただきました。



アマ(僕)


プロ。



次にロー付けの様子を見せていただきました。







たくさんあるパーツの中から最適な物を選び、手際良く溶接していかれます。



最近はセルフレームの修理も増えています。蝶番のコマ修理などはそのままだと修理不可なので、セルの一部を削りメタル部分を起こして溶接したあと、元に戻し削り取ったセルのスペースを似た色のセル生地を専用の接着剤で貼り付けて、万力で圧着するそうです。







七宝を付ける作業です。








途中、気づいたことがあります。


それはここで働くみなさんは自分の仕事に誇りを持っておられるということ。
工夫を重ね周囲と協力をして楽しそうに仕事をしておられます。







作業を覗き込む僕達に誰一人嫌そうな顔をされません。
それどころかみなさん見学者の僕達にとても気持ちよく挨拶してくださいます。
そして手を止めて説明してくださいます。
年齢も性別も表現もそれぞれ違うけど、みんながみんなそういう姿勢であることにとても感動しました。





リペアさんを後にした僕達は昼食へと向かいます。





訪れたのは『二男坊』というお蕎麦やさん。





僕は天おろしそばを注文。





蕎麦もおろし大根も天ぷらも全てが美味い…最高です^_^。






昼食後に訪れたのは当店でも老若男女を問わず人気のセルロイド製フレーム『歩』を手掛ける『マコト眼鏡』さん。


増永社長と奥様にあたたかく迎えていただき応接室へ。





そこで福井で発祥し鯖江で発展した眼鏡産業の生い立ちをお話しくださいました。


そしてセルロイドとアセテート、インジェクションなどプラスチック素材の違いをご説明くださいました。


最近の巷のアセテートはつなぎ(可塑剤)の量が通常より多く、柔らかいフレームが増えてるらしい。(主に安価なものを中心に)


その理由はフレーム製造段階での加工性をよくすること、また切削する際のジグ(刃物)の持ちを良くするために。
ただデメリットとして製品になった後で枠が変形しやすいのだそうだ。
メガネを掛ける人のことを考えてない…
自分の都合が先にたって、そこに大切に長く使っていただきたいというも思いなどない…そう考えると悲しい話しです。




そして社内を見せていただくことに。














増永社長の案内の元、たくさんの人々の手によるたくさんの工程を見せていただいきました。





さらに『歩』に対する愛情が深まりました。




そして応接室に戻ります。


ここで増永社長が印象的な話しを2つしてくださいました。


ひとつは「工場でたくさんのメガネを作っているが、お客様が手にするメガネはその中のたったひとつ…だからどの作業、どの1枚も力は抜けないんだ」と。


ホントその通り、これはどんな仕事にも言えることだと思う。
それは僕等の仕事でも同じだ。
ひとりひとりのお客様にいつも真っさらな気持ちで向き合わないといけない。
その事を再確認させていただきました。


あとひとつは。


『三方よし』売り手よし、買い手よし、世間よし、という言葉がありますが、もうひとつ加えて『四方よし』だと…


さらにもうひとつは何かというと…
家族や職場の仲間、つまり自分を支えてくれている人の存在。


近くなればなるほど、その存在は普段意識しなくなりがちだけど、そこに対する感謝を忘れないようにしないといけないな…そう思いました。
難しいことではあるけれど。



帰り際に、店頭で欠品していた昨年秋発売の『歩』046、047を注文して、マコト眼鏡さんを後にしました。







この2日間を通して、実際の製造工程を見ることで、ひとつひとつの工程にたくさんの人の思いや創意工夫が詰まってるんだとリアルに感じる事が出来ました。
同時にメガネというモノに対する愛情がより大きくなったように思っています。


メーカーの方々がフレームに込めた気持ちをしっかりと受け継いで、最後に完成品のメガネとしてお客様にお渡しする僕達の責任はとてつもなく大きいなと感じました。


もっともっと頑張らなきゃ。


この度はご協力いただいた全てのみなさま本当にありがとうございました。
今後とも宜しくお願い申し上げます。








《ウエノ》






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