本のお話
2017年09月25日
宰領( さいりょう ) 隠蔽捜査5 今野敏
衆議院議員が行方不明に、やがて運転手の他殺体が議員を乗せた
車から発見される。
この物語の主人公、大森署の署長竜崎伸也が解決してゆく
警察署長という役職は、通常は警視か警視正の身分ですが
竜崎は故あって警視長という高位の身分で警察署長に降格処分に
なっています。
事件は、犯人を名乗る男から警察へ議員の誘拐を告げられ
面白い展開となって行きます。この個性豊かな署長竜崎の
組織の中でのちょっと変わった行動が面白く又家族に対しても
感情に走る事なく、常に冷静に対処する男を描いてます。
特に息子の受験に関する事で、試験前日高熱で病院に行き
インフルエンザで無かった事を父親に報告する時
「こんな時に熱を出すなんて、バカだと思ってるだろうね ?」
これに対し、「 いつ誰に何が起きるかなんて、誰も予想できない。
大切なのは、起きた事にどれだけちゃんと対処できるか、なんだ」
この言葉に感動しました。
《フジイ》
衆議院議員が行方不明に、やがて運転手の他殺体が議員を乗せた
車から発見される。
この物語の主人公、大森署の署長竜崎伸也が解決してゆく
警察署長という役職は、通常は警視か警視正の身分ですが
竜崎は故あって警視長という高位の身分で警察署長に降格処分に
なっています。
事件は、犯人を名乗る男から警察へ議員の誘拐を告げられ
面白い展開となって行きます。この個性豊かな署長竜崎の
組織の中でのちょっと変わった行動が面白く又家族に対しても
感情に走る事なく、常に冷静に対処する男を描いてます。
特に息子の受験に関する事で、試験前日高熱で病院に行き
インフルエンザで無かった事を父親に報告する時
「こんな時に熱を出すなんて、バカだと思ってるだろうね ?」
これに対し、「 いつ誰に何が起きるかなんて、誰も予想できない。
大切なのは、起きた事にどれだけちゃんと対処できるか、なんだ」
この言葉に感動しました。
《フジイ》
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