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次世代メガネ

2017年02月13日

南千里店

メガネを掛けておられる方は、一度は思ったはずです。
「1本のメガネのレンズの度数が距離に応じて変わればいいのに、と」
自分も手元が見難くなりだして切に思います。
勿論、今現在はレンズの見る場所によって適切な度数が得られる遠近両用レンズがあるので重宝してはおりますが、レンズの視野全体で目的距離が任意で変更できればこれほど快適なメガネはないでしょう。

このほど、米国光学会が度数を電子制御可能な「液体レンズ」について、ユタ大学教授のCarlos Mastrangelo氏の論文を発表しました。
その仕組とは、アクチュエータに接続された2枚の透明な膜の間にグリセリンを注入したもので、3個のアクチュエータを適切に駆動することにより、引っ張り方によってレンズの曲率を変えて眼鏡の度数を調整する仕組み。





このプロトタイプのフレーム中央には赤外線を利用した距離計が取り付けられており、利用者と見る対象との間の距離を計測。この距離に合わせ、最適なレンズの厚さを判断する。

プロトタイプのメガネのフレームには、バッテリーも搭載されている。このバッテリーは、一回の充電で24時間以上動作可能だそうだ。

ユタ大学教授のCarlos Mastrangelo氏は、このメガネについて次のように説明している。

「読書用眼鏡や老眼鏡を使用している人のほとんどは、四六時中、メガネをかけたり外したりしている。だが、もうそんな必要はない。(ユタ大学が開発する)メガネをかければ、常に、ものがはっきりと見えるようになるからだ」

なんだかメガネ使用者にとってはとっても魅力的な話題ですね。
ミリ単位の測距と視線認識技術が成熟すればあらゆる距離が1本のメガネで!

既に製品化に向けて動き出しているということで、3年後を目処に実用に耐えうるメガネが登場しそうです。


南千里店では現在「FLEAマーケット」を開催中です!

MADE IN 鯖江の高品質で可愛らしいフレーム「FLEA(フリー)」を70本以上ご覧いただけます!
2月16日までの期間限定となっておりますのでこの機会に是非店頭にて御覧下さいませ!

《タカダ》

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