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本のお話し

2016年11月20日

南千里店

本が好きで、年間100冊以上40年間読み続けてます。
この頃は、ほとんど図書館で借りて読む事が多く1回で10冊3週間借りる事が出来ます。電車通勤約30分が、また昼食時が読書時間です。

次々に好きな作者の本を読んでゆく、時々冒険をし、良かった作者を紹介します。

今年、この方の本にハマってます【 坂岡 真 】
時代小説 《 鬼役 》

二百俵取りの旗本、矢背蔵人介は将軍の毒見役である御前奉行、『鬼役』を務める11歳で矢背家の養子となり、24歳のときに晴れて出仕を許され養父から毒味作法のいろはを厳しく仕込まれました。
『 毒味役は、毒を喰ろうて死なば本望と心得よ 』
お役の一方で、田宮流抜刀術の達人として幕臣の不正を断つ暗殺役を務める。
この鬼役シリーズを盛り上げているのが、主人公を支えるちょっと変わった家族たち。
養母の志乃は、京の洛北にある八瀬の出身で大名家の剣術指南役もかつて務めたほどの手練れで薙刀の名手、妻女の幸恵は小笠原流弓術の達人。
成敗御用を陰で支える用人の串部六郎太は臑刈りで知られる柳剛流の遣い手。義弟の徒目付け綾辻市之進も柔術の練達、と一家揃って遣い手揃いです。
ただ蔵人介の実子、鐵太郎だけは武術が苦手で、いまは勉学のために大阪に修行にでています。この周囲の人物が矢背家にさまざまな波瀾を起こしまた蔵人介を一方では支えています。


迫力の剣戟、胸を打つ人情、江戸情緒、笑いそして涙あり、そして最後に、じんわりと家族への思いがこみあげます。

今まで時代小説は読んでなかったのですが、すっかりとりこになりました。

《フジイ》

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