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一人旅のお話し

2016年10月16日

南千里店

昭和48年高校卒業を記念し、一人旅をしました。
アルバイトで資金を貯めて(年賀状の配達、土方等)

ちょうどその頃、司馬遼太郎の( 花神 )を読んで幕末の名君と名高い伊達宗城の宇和島城を見たくなり計画を立てました。

一番の問題が宿泊です、安くて宇和島が最終目的地なので二泊三日で検討すると、国民宿舎がよさそうだったので初日は松山の海岸から行ける鹿島の国民宿舎に決め、申し込みをし代金を現金書留で送りました。

二泊目は伊予大洲の国民宿舎を申し込みました、これも現金書留で送りました。
この当時、宿泊費が二食つきで \2,500 位だったと記憶してます。

防府から山陽本線で柳井まで行き、柳井から松山までフェリーで行きました。
初日宿泊の鹿島へ、2月の寒い時期だったので温泉を楽しみにしていたのですが
ぬるいお湯で食塩泉、身体を洗っても泡だちが悪く、早風呂でゆっくり浸かれないので、寒かった事を記憶してます。

二日目は伊予大洲へ列車で、パンフレットを見て人情味溢れる町とあり、確かにと思った、と言うのも列車にたまたま乗り合わせただけなのに美味しい伊予柑を頂きました。初めて食べた伊予柑は感動ものでした。
伊予大洲の方だったので国民宿舎まで行く道を教えて欲しいと言ったところ、同じ方向なのでタクシーで送ってあげると言われ送っていただきました。

三日目は、目的地宇和島へ行きました。
駅から見える小高い山の天辺にある城をイメージしたのですが何もなくて、人に聞いても今は何もないよと言われがっかりして何も無いなら行ってもしかたないので、昼食を食べて帰路へ。
初めての一人旅でした。

《フジイ》

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