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『メガネの日』に少し真面目に考えてみた。

2016年10月01日

千里中央店

こんにちは。


今日から10月がスタート。
今年も残すところあと3ヶ月となりました。は、早いっ。

ところで今日10月1日は『メガネの日』。
Ⅰ〇〇Ⅰ→ -〇〇ー → 〇がレンズ、Ⅰがテンプルでメガネ…それだけの事です(笑)

串団子の日ではありません。



さて。


今日は『メガネの日』ですので、ちょっと真面目にメガネの話しをしてみようかと思います。


見えない、疲れる、まぶしい、不自由だから掛ける…『実用品としてのメガネ』

オシャレ、カッコいい、カワイイ、センスよく、変身、演出…『ファッションアイテムとしてのメガネ』

メガネの機能は大きくはこの二つだと思うんです。(お客様によってこの割合は変わってはきますが)



anne et valentin FLORA U78 40,000yen +tax


僕たちメガネを販売する立場の人間は
メガネを買いに来てくださるお客様に
実用面(機能面)、ファッション面、その両方を満たしてさしあげるよう全力を尽くします。

ただ、実用面のご提案に比べて
ファッション面(フレーム選び)のご提案となると、どうしてもお客様主導になってしまう事が多く、なかなか難しいのも事実でして。

(感性は人それぞれで正解がないから、どうしても探り探りになるし仕方ない部分もあるんだけど)

また、お客様ご自身もどんなフレームが似合うのか、どんなフレームがベストなのかがよくわからないから、これまでの延長のデザインに早々に決めてしまわれる事もあったりします。



lafont RUBAN 1012 53 40,000yen +tax


じゃあどうしたらいいか。


これまでの経験から考えると、フレーム選びで大切なのは、販売する側の僕たちも一緒にそれを楽しむことだと思うんです。

もちろん度数や使用目的やフィッティングを考慮したアドバイスは不可欠だし、サイズ感の見極めは必要です。

ただそれ以外はお客様と一緒に真剣に楽しんじゃえばいい。

難しく考えない方がいいように思う。


本来フレームを選ぶ時間はお客様にとって楽しい時間であるべきだと思うんです。


それなのに。

頭の何処かで、こちらがフレーム決定まで導いていかないといけない…メガネ屋らしい事を言わないといけない…そんな感じで対応してると、勝手に自らを追い込んじゃって段々ゆとりがなくなってくる。

その結果、お客様も何処か落ち着かない、楽しめない…とりあえず早く決めてしまおう…もしくは今日はやめておこう…そんな悪循環になってしまうような気がするんです。


お客様にリラックスしていただくために、楽しんでいただくために。

まずはこちらがリラックスすること。

そして、フレームを掛けた時のお客様の印象の変化を、その時のお客様の反応を、注意深く、興味深く観察する。
そして素直にリアクションする。


寄り添うという感覚でしょうか。


そうすると不思議なんだけど、お客様もこちらの話しに耳を傾けてくださる。

こちらも自然体でオススメのフレームをご提案することが出来るんです。



そっと寄り添い、共に楽しむ。
そんな中で最高のメガネと出逢っていただく。



まだまだ思うようにいかない事も多々あるけれど
それが僕が思い描く理想のスタイルです。



PADMA IMAGE SPOON 84 52 25,000yen +tax


長文を最後まで読んでいただきありがとうございます。





好評開催中の『歩コレクションフェア』も、明日10月2日(日)までとなっております。
お急ぎくださいませ。





《ウエノ》

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