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海のお話し

2016年08月21日

南千里店

今回も、昭和40年前半頃のお話しです

立ち泳ぎで【 キス釣り】

暑い夏は、海に入るのが一番です。
釣りも夜釣りはいいけど、昼間は暑くて釣りになりません。

そこで考えたのが、泳ぎながらの釣りです。
水中メガネをはめて海の中を見ると、メゴチ、カレイ、それになにやら白ぽい15センチくらいの細長い魚体がチラチラと見えます。

砂浜から沖合にかけて砂地で、立ち泳ぎで砂が舞い上がった時、海に潜り観察すると、舞い上がった砂の中に( ゴカイのちび )がゆらゆら泳いでいました、これを捕食していたのでした。

ゴカイを捕食する魚をよく見ると( キス )でした。
キスは、リールつきで遠投して釣る魚でこんな近場にまた人の近くにいるとは思いませんでした。

見たら、これをなんとか捕まえたいと思った時、釣ればいいと思い立ち泳ぎで砂を舞い上げ、キスの動きを見てると4,5匹で固まって次々に場所を移動し、捕食してる時には人のことに無頓着でこの時ゴカイを目の前に落とせばひょっとして釣れるのではと思い、実行しました。

釣り糸を3メートルほど用意し鉛と釣り針、ごくシンプルに30センチくらいの木に固定して、イキのいいゴカイをつけ立ち泳ぎで場所を移動しながら、落とし込み、指で脈釣りしてると、指にググッとダイレクトに魚信が伝わり、見事にキスが釣れまし
た。
感激の瞬間でした。

海は最高。

《フジイ》

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