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海のお話し

2016年07月17日

南千里店

夏といえば、やはり海でしょう

昭和30年から40年中頃のお話しです。

瀬戸内海に面し、家で海水パンツをはき5分で海。
そんな場所に育ち、夏休みは朝と昼、ときどき夜も泳いで毎年、脱皮を繰り返しいい色に焼けていました。

朝は、海が一番綺麗で気持ちよく、満潮時をねらい泳いでいました。
ただ水温が低く長く泳げなかったので、すぐに上がり甲羅干しを繰り返し1日で一番透明度が高く、満潮を利用し飛び込みをよくしてました。

昼からの泳ぎは、最初に沖のブイを目指し泳いでブイで一休みします。
ある時、ブイの下に漁師の網が設置されて、その上に乗って遊んでいた時突然、網が沈んできて足が絡み身体が沈み海水を飲んであわてました。
すぐに、潜って足に絡んだ網を外し助かりました。

その後夢で、そのまま沈んで溺れかけ、もがいて目が覚めたりしました。

昼からは、主に魚を追いかけて遊ぶことが多かったです。

夜はなまぬるく不気味で、きもだめし的な感じで泳いでいましたが、稀に夜光虫が発生し、石を投げ入れると波紋が青白く幻想的に光ります。
こんな夜、泳ぐと身体と海水が当たったところが光り、立ち泳ぎでクルクル回ったり、腕でバシャバシャやり光りを楽しみました。


何とも不思議な体験でした。

《フジイ》

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