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万博公園桜まつり

2016年04月13日

南千里店

桜の話題が続きますが、季節がらご容赦下さいませ・・・m(_ _)m

先週の水曜日、万博公園の桜まつりに行ってきました。
子供さんたちは春休みの終わりが近いのと、前日の天が嘘のような暖かい(ともすると暑い)気温で、朝10時も半ばを回った頃に行ったのですが、入り口中央ゲートでは入園券を買い求める列が出来ており、入園券売り場で並んだのは今までで初めての経験でした。




ようやく入園券を購入しとりあえず太陽の塔正面から東大路通へ向かいます。
ここは桜並木が綺麗で、大広場では沢山の花見客で賑わっておりました。
春の陽気の中、輪になって陽気に踊っておられた方たち。楽しそうでした。



大陶器市も併設されており、道を挟んだ左右の露天ではあらゆる陶器や焼き物、絵画なども即売されておりました。



さて、本題の桜を見てまいります。
ソメイヨシノとヤエザクラが主な品種で、東大路のソメイヨシノの桜並木は圧巻です。




暑いので途中でアイス休憩。桜並木の下で食べる、限定の桜アイスクリーム^^

近くでは大道芸人のパフォーマンスが披露されておりました。
とっても楽しいパフォーマンスをするカナダ出身のパフォーマーさん^^



桜を一通り鑑賞した後、ちょっと気になっていた催し物を観に行きます。


EXPO'70パビリオンで開催されている『大阪万博グッズ三昧』展

大阪万博では、会期前から配布された広報物、各パビリオンのパンフレットやバッジ、入場券、記念切手や硬貨、地図、お土産品としてつくられた太陽の塔の置物から鍋などの日用品まで、非常に幅広いグッズが残されています。こうした万博グッズはすでに単なる記念品ではなく、万博の歴史発掘のための貴重な保存物や資料となっています。また近年、専門的な視点から大阪万博の技術やデザインが捉えられ、再評価され始めています。
本事業は大阪万博のグッズを46年かけて集めてきたコレクターの方に協力いただき、これまでにない規模でその全貌をご覧いただく初めての試みです。
懐かしさのなかにも世相がよく表れた万博グッズと、開幕前から携わってきた職員、会場内で多くの来場者を迎えたホステスらの思い出やエピソードをあわせて紹介し、大阪万博をより深く捉えます。また本展を万博グッズ調査・研究の出発点とし、その資料とひも付けられる情報や現在までつながる技術、まつわる個人的な思い出やエピソードなどを整理していきたいと考えます。


とのことで自分が生まれる前の貴重な資料的価値のあるお宝が沢山有るのを期待していざ!




当時はありふれたものでも、四十数年経った今では貴重な資料的価値のあるグッズたち。

中でも面白いと思ったのが、当時の万博開催期間中だけに存在した幻の万園博西口駅と記された路線図や駅舎写真などの展示物でした。
たった半年しか使用しない駅を作り線路を引くその、ともすれば無駄に見える行為の中に、日本初開催でありアジア初である万国博にかける意気込みが伝わってくるようでした。

当時万国博会場内で働いておられた人たちの声をテキストに起こしたものが展示されていて面白エピソードも満載でした。
中でも、開会式当日に太陽の塔前のお祭り広場にて割られるオープニングセレモニーの重要的役割であるくす玉は、当時皇太子殿下のお手元にあるスイッチと連動して機械式で割られていると思われていたのが、何と高さ30mを超す梁の上で忍者よろしく、待機していた数人の現場スタッフの目視の元で手動でくす球の紐を引いて割っていたのでした。

勿論当時の技術で機械式にくす球を割ることは可能でしたがたった一回、世紀の瞬間に万が一のトラブルで割れないなどの事態が無いように、万全を期したうえで最終的にはマンパワーが必要とされたのでした。


そんな最先端の技術と人の影の努力が集結した「人類の進歩と調和」日本万国博覧会は、6ヶ月の会期において総入場者数6421万8770人、1日の最高入場者数は83万6千人、平均入場者数は35万人という途轍もない記録を残して閉幕しました。



とても暖かい、絶好のお花見日和でした。

《タカダ》

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