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平成うろ覚え草紙

2015年11月02日

南千里店

急に寒くなりました。夜は自転車に乗る際には手袋が必要なほど手が悴みます。
そろそろ冬物の洋服を出さないと・・・。


面白い本を入手したのでちょっとご紹介を・・・。

<前書きより>江戸時代の浮世絵師・歌川芳細(うたがわよしこま)による幻の書籍を完全再現!! 果たしてこの書物の真偽やいかに――

1971年、群馬県の旧家の蔵にて解体作業中に『虚覚草紙』なる文献が発見されました。
『歌川芳細(うたがわよしこま)』なる人物が1800年代後半の江戸時代に記したとされる書物には、現代の日本文化に非常に酷似した内容が描かれておりました・・・。
浮世絵師・歌川芳細が平成時代へタイムスリップし、その後、江戸時代に戻ってから、「未来」で目にした平成の風俗を書き残した......といわれる奇書中の奇書。しかも、タイムスリップのショックで記憶は"うろ覚え"ゆえ、荒唐無稽な内容と相まって、幕府からは発禁本の扱いを受けたというトンデモ本なのです。
その内容を口語訳を交えて出版したのが、これからご紹介する『平成うろ覚え草紙』という本です。


トンデモ本というぐらいなので、どれだけ現代に通ずるものがあるのか、何点か実際に御覧下さい・・・(笑)


墨田を模して涼を楽しむこと・・・口語訳:隅田川を模して堀を割り、小さな舟を浮かべて涼を楽しむようになった。また、売ろ舟(料理などを売る舟)には鮓(寿司)をのせる。これを流鮓と称する。客は、流れてくる舟を思い思いに取り、鮓を食べるのである。


屑吸桶のこと・・・口語訳:屑吸桶は屑を吸ってくれる桶である。径は1尺程である。これがあれば掃除の必要はない。勝手に屑のある場所に滑っていき、吸い取ってくれる。また、この桶は何故か猫と相性が良い。桶が猫を乗せて掃除をしている光景がよく見られる。


鼠の手を借ること・・・口語訳:増えた鼠を飼い慣らし、文字を書かせたり、あるいは図面を引かせたりすることとした。鼠に文字を書かせるには「いろは」が書かれた表を用いて指し示せばよい。また図を引かせるには、他の鼠に指示を出す「頭鼠」を掴んで形を覚えこませるのである。


どうですか?どれも現代の我々の『何か』に通ずるものがありますよね?

で・・・上に例として出したそれぞれの事柄・・・どうも実は『回転寿司』、『ロボット掃除機ル◯バ』、『パソコンとマウス』を描いているようなのです。この他にも沢山の挿絵が紹介されておりました。どれもユーモラスな挿絵を見ると「これってアレのことだよね?」と感づいてニヤッとすること間違いなし(笑)


ああ、勿論完全な『フィクション』ですのであしからず・・・^^

千里キャンドルロード2015は11月7日(土)16時より点灯式を行います!

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