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備えあれば"大いに"憂いなし!

2015年10月12日

南千里店

花粉に悩まされる人が年々増え続ける昨今、特にスギ花粉の有病率はとうとう3人に1人という、国民病とも言える程に広がってしまいました。

しかし、この国民病とも言えるスギ花粉の元凶のスギですが、これだけ社会現象になった近年でも未だに年間1600万本も植林されているのですね。日本の人工林の内の4割以上もスギが占めており、成長の早さからも日本の林業では欠かせない樹種であります。またスギは二酸化炭素の吸収率の良さから、CO2削減の公益性を重視して今尚植林は続けられているのです。
勿論、少花粉や無花粉の品種改良されたスギはあるのですが、なかなか業界では浸透しないみたいです。しかも、今から少花粉や無花粉のスギを植林したとしても、効果が見込めるのは数十年先なのです・・・。
更に、厄介なことにスギは間伐などで日当たりが良くなると花粉がより増加して、間伐本数以上に花粉の飛散量が増大したという研究データもあります。

まあ、スギの木を語っても進行形の花粉症が治るわけでもないので少しでも建設的な話題をば。

今年のスギ花粉の飛散状況第一弾が発表されました。
昨年より飛散量は多くなりそうです。ただ、昨年が例年より少なかったので、今年は例年並みだということです。


出典:TENKI.jp

まだ憂鬱な花粉の時期には少し早いですが、今から対策すれば花粉の時期にマスクが要らなくなるかもしれない頼もしい治療法があるんです。

昨年10月より保険適用され、最近話題となっている花粉症治療法に『舌下免疫療法』というのがありまして、毎日の習慣治療なのですが、スギ花粉エキスを舌裏に投与します。これは注射による免疫法と違って痛みもなく通院も必要無いとのことで、主にサラリーマンやOLの間で人気が高まってきている治療法なんです。


出典:EICネット

スギ花粉の飛散が始まる3~4ヶ月前を目処に治療を開始すると良いそうです。
ちょうど今から治療にかかると良さそうです。
この治療法で有病者の8割が改善されたという報告もあり、辛いスギ花粉で悩まされている方にとっては朗報ではないでしょうか。
治療費用も保険適用で年間2万円程度で済むので一考の価値は十分にありますよ。

後は、スギの木の殆ど無い沖縄、北海道へ移住するとか・・・無いか。^^;

《タカダ》

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