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思い出は鮮やかに残したい!

2015年10月09日

南千里店

これからの季節、紅葉が映えて写真に記録するのが楽しくなりますね。
色々な景勝地や名勝などで燃えるような紅の山々のワイドな構図や色付く紅葉のクローズアップなどもいいですね。
勿論、どんなカメラでも綺麗な風景が撮れるとは思いますが、やはり風景のコントラストを上げて鮮やかな葉々を撮すにはフィルターを使ったほうがより良い写真が撮れるんです。
そして、おそらく一番使われるであろうフィルターはPLフィルターかNDフィルターではないでしょうか。
NDフィルターとはNeutral Densityの略で、減光させる役目を持つフィルターです。
どういう時に使われるかと言いますと、晴れた昼間に道行く人の残像を残した写真を撮りたいとか、滝や水流の流れを絹のような繊細な描写で残したい時などです。
要するに、シャッタースピードを落とす役目をすると言うわけです。

PL(偏光)フィルターとはPolarizeの略で、光は反射すると波長の方向性が変わるのですが、PLフィルターはレンズ内に入ってくる波長を整える構造を持っています。PLフィルターの前面のはリングがあって回転させることが出来ますが、その回転面に(特定の波長方向しか入れない)細かいスリットが入っていて、そのスリットの方向を変えることで一定の方向性がある波長のみレンズに入り、その得られる効果が変わってきます。
PLフィルターの効果はカメラを向ける方向と太陽に対して90°の方向で最も強く表れます。また、水面やガラス面の場合は反射を取り除きたい面に対し30~40°の時に最も反射を取り除けます。前面のリングを回転させるとともに、太陽や被写体の角度によって効果が変わってきます。



要するに水面やガラスなど光の表面反射を除去する「反射除去」の効果や、青色の空を濃くし、樹葉、山肌、建物などの色彩を鮮やかにする「色彩コントラスト」効果が得られるということなのです。

景色を撮すのなら、PLフィルターはかなり役立つアイテムです。
空の深みのある青を撮したいなら、大気が反射する光を抑える偏光レンズで本来の色を撮し出せます。
また、秋の木々の紅々とした葉色も、葉面の光の反射を抑えて鮮やかに捉えることができます。

ただ、反射もまた味であるわけで・・・
水面に反射する紅葉を撮すなんてことでは、このフィルターは不要となりますよね。

適材適所ということで・・・^^;

自分は、PLフィルターは高いので1枚しか持っておらず、少ないフィルター資産を有効且つ有意義に使いたい!要するにケチケチ根性なのですが、こんなアイテムを使ってフィルターの使い回しをしたいと思って購入しましたよ。


ステップアップ&ダウンリング。フィルターサイズとレンズサイズが合わない時にサイズをアップまたはダウンさせて使うリングです。まあ、基本は大きいサイズのフィルターを購入して、持っているレンズサイズに合わせてステップアップリングを購入するのが基本的な使い方だと思います。


とりあえず、フィルターサイズ49mmのレンズに→52mmのフィルターを付けたい場合に噛ませるリングの図。
ややこしいですがレンズの50mmという表示は焦点距離です。


当然、メガネレンズでも偏光レンズは役立ちますよ!
レンズに偏光膜を施すことによってコントラストを高めて視界を鮮やかにし、反射や眩しさを抑えてドライブやフィッシングにも効果的です。


(例HOYA ポラテックコート)

カラーバリエーションも様々にありますので、フレームカラーなどでもお選びいただけます。

是非、機能レンズでアウトドアを楽しく快適に過ごして下さいね。

《タカダ》


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