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緑青緑。

2015年08月29日

千里中央店

こんにちは。

もうすぐ8月も終わり…ホント早い。
息子も火曜日から2学期が始まり学校に行っているし、ビールもキンキンに冷やさなくても美味しくいただけるようになった。
朝晩と随分過ごしやすくなったもんな。
季節は少しずつ夏の終わりを迎えようとしているんだろうな。

みなさん残暑お見舞い申し上げます。





さて今日はメガネのお手入れのお話しを。

湿気が多く汗もかきやすい夏の時期はメガネも知らず知らずダメージを受けています。

そのなかでも鼻パットや、テンプルネジ周りに出てくる青くそして緑なアンチキショーの正体をご存知でしょうか?



お食事中の方ごめんなさい。


『緑青(ろくしょう・りょくしょう)』と言います。

緑青とは銅が酸化されることで生成される青緑色の錆(サビ)のこと。

銅が酸化するのは空気中の酸素や二酸化炭素、また水分や塩分などと反応するから。そしてそれによって生成されるのが銅塩…それこそが緑青の正体。

個人差や使用環境の違いはありますが、ある程度の期間使用すると、合金のフレーム、チタンフレームでもテンプルネジの丁番部分の金属ワッシャーや鼻パットの金属部分などに緑青は顔を出します。

ネジにしてもフレームにしても銅が含まれてる以上、緑青の発生は起こり得ることです。



じゃあどうしたらいいのか…

メガネをちゃんとお手入れすればいいんです。
洋服は毎日着替えて洗濯しますよね。でもメガネはずっとそのままって方が多いんです。

酸化する原因は主に水分と塩分…この両方がフレームに付着する原因は何かと言うと『汗』です。

緑青対策には着いたままの『汗』をそのままにしないこと。
水洗いをすることが大切なんですね。

特に『汗』をかきやすいこの季節、レンズが汚れたから水洗いするのではなく、フレームの汚れを落とすためにも水洗いする…これが正解です。

ただし水洗いした後は自然乾燥せず、必ず水分を拭き取ってくださいね。


もうすでに緑青が出ていて気になる方は一度お持ちくださいませ。
出来る限りキレイにさせていただきます。なお鼻パットなどの消耗品に出ている緑青の場合は交換すると、スッキリ清潔、これだけで印象がアップしますよ。

ちなみに大仏様や自由の女神などは、その体を緑青で覆っているそうです。
(表面に皮膜をつくり内部の腐食を防ぐ効果や抗菌力があるそうです)






最後にフレームをひとつご紹介。


anne et valentin FLORA U136 38,000yen +tax

『アンバレンタイン』FコンセプトのU136カラー。
先程も素敵なお客様にFAIRYが嫁いでいきました。

とても綺麗なカラーリング…こちらは緑青ではなく青緑ですけどね(>_<)。



《ウエノ》

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