ひまわりの革新
2015年07月09日
いつもメガネのセンリ・ブログをご覧いただきありがとうございます。
ご存知の方も多いと思いますが
今週から“ひまわり8号”の本格運用が始まりました。
各社天気予報でも色々解説されています。
ひまわり8号は、可視域3バンド、近赤外域3バンド、
赤外域10バンドの計16バンドのセンサーを持ち
6号・7号の可視1バンド、赤外4バンドの計5バンドを
大きく上回る。
可視域の3バンド (青: 0.47µm、緑: 0.51µm、赤: 0.64µm) を
合成することで「カラー画像」が作成可能となっており
黄砂や噴煙などの監視にも有用とされている。
静止衛星から見える範囲の観測に従来は約30分を要したが
ひまわり8号では10分毎の観測が可能となる。
これと並行して、特定の領域を高頻度に観測することができ
日本周辺なら2.5分毎の観測が可能である。
水平分解能も従来に比べて2倍に向上させています。
おりしも台風が3つも発生していますので
新旧比較画像がよくメディアで紹介されています。
これらの観測機能の大幅な強化によって、台風や集中豪雨をもたらす
雲の移動・発達を詳細に把握でき、また火山灰や黄砂の分布も
高精度に把握することができます。
近年は局地的集中豪雨(ゲリラ豪雨)が頻繁に発生していますので
是非、有意に活用して欲しいものです。
ちなみに下世話な話ですが
ひまわり7号の後継衛星として打ち上げられた8号は
来年打ち上げ予定の同設計のひまわり9号と合わせ
衛星製作費用約340億円、打上げ費用約210億円。
新国立競技場の2500億円から比べれば有意義な価格と思います。
日本国もジャブジャブお金を使っていると
ギリシャの二の舞になりかねませんからね。
《なかお》
ご存知の方も多いと思いますが
今週から“ひまわり8号”の本格運用が始まりました。
各社天気予報でも色々解説されています。
ひまわり8号は、可視域3バンド、近赤外域3バンド、
赤外域10バンドの計16バンドのセンサーを持ち
6号・7号の可視1バンド、赤外4バンドの計5バンドを
大きく上回る。
可視域の3バンド (青: 0.47µm、緑: 0.51µm、赤: 0.64µm) を
合成することで「カラー画像」が作成可能となっており
黄砂や噴煙などの監視にも有用とされている。
静止衛星から見える範囲の観測に従来は約30分を要したが
ひまわり8号では10分毎の観測が可能となる。
これと並行して、特定の領域を高頻度に観測することができ
日本周辺なら2.5分毎の観測が可能である。
水平分解能も従来に比べて2倍に向上させています。
おりしも台風が3つも発生していますので
新旧比較画像がよくメディアで紹介されています。
これらの観測機能の大幅な強化によって、台風や集中豪雨をもたらす
雲の移動・発達を詳細に把握でき、また火山灰や黄砂の分布も
高精度に把握することができます。
近年は局地的集中豪雨(ゲリラ豪雨)が頻繁に発生していますので
是非、有意に活用して欲しいものです。
ちなみに下世話な話ですが
ひまわり7号の後継衛星として打ち上げられた8号は
来年打ち上げ予定の同設計のひまわり9号と合わせ
衛星製作費用約340億円、打上げ費用約210億円。
新国立競技場の2500億円から比べれば有意義な価格と思います。
日本国もジャブジャブお金を使っていると
ギリシャの二の舞になりかねませんからね。
《なかお》
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