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「未来の空の旅・その第一歩」

2015年07月05日

千里中央店

太陽光エネルギーだけで世界一周飛行を目指す有人飛行機“ソーラー・インパルス2”が3日朝、118時間におよぶ太平洋横断飛行の末、米ハワイ州オアフ島に到着し、
単独飛行時間のこれまでの世界記録を塗り替えました。







悪天候のため数週間にわたり出発を見合わせてから出発し、世界一周飛行の旅程の中でも最も長く危険な、太平洋を横断する区間を乗り切ったそうです。

今回の太平洋横断は全13区間のうちの8区間目にあたり、飛行時間、
飛行距離(8200キロ以上)ともにソーラー機の世界最長記録を更新しました。

ソーラー・インパルス 2は、世界一周という挑戦を念頭に一からデザインされたものです。
たくさんの電動モーターとリチウムバッテリー4台に電気を供給するため、17,000個以上の太陽電池を翼に載せています。完全に太陽光のみを電力源にするようデザインされ、バッテリーのおかげで夜も飛行可能です。





この挑戦は5ヶ月に渡って行なわれ、アブダビを出発して25日間のフライト期間を12回に分けて飛び、最後にはアブダビに帰って来ます。

ソーラー・インパルス2は1人乗りで、もちろん席は1つのみ(トイレも兼ねています)で、キャビンは暖房はおろか酸素すらありません。
厳しいフライトになるのは間違いないので、12回と飛行を細かく分けたのも納得できます。さらに機内食は脱水して真空パックにしたものだそうです。
…かなり過酷な環境での挑戦ですね(>_<)

ハワイに到着した際も、パイロットは5日間座りっぱなしだったため、すぐに降り立つことが出来ず、足のマッサージを受けるなどして約1時間ほどしてからようやくプラットホームに降り立ったそうです。

ソーラー飛行機は過去にもありましたが、大陸間を飛べるのはこれが初だそうです。
計画通りに進み、世界で初めて世界一周を達成したソーラー飛行機となってほしいですね(*^_^*)

ソーラー・インパルス2の進行状況は下記よりご覧になれます
http://www.solarimpulse.com/






余談ですが、自分の上空を飛んでいる飛行機の情報などがわかる飛行機識別アプリがあるそうなのですが、何とその市販アプリで昨年まで日本の政府専用機も識別できたそうです(+o+)
専用機の飛行ルートはテロ対策のため非公開とされていますが、スマートフォンなどにこのアプリを入れるだけで動向を把握することが可能だったそうです…

大事ですよね、危機管理って……












《マスヤマ》

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