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物欲の果てに~その2 『一眼レフ用新型レンズ』

2015年05月22日

南千里店

さて、前回の続きなのですが、物欲に任せて購入したものはもうひとつありまして・・・

約25年のロングセラーを続けてきたEF50mm F1.8 IIというCanon用一眼レフレンズがこのたびリニューアルしてリリースされたので発売日と同時に買ってまいりました!

EF50mm F1.8 STMというCanonの一眼レフ用交換レンズです。



EF50mm F1.8 IIというレンズは開放F1.8という非常に明るいレンズでありながら価格を1万円以下に設定することで、単焦点レンズを手軽に楽しみたいビギナーから中級者まで幅広く使われてきたレンズであります。
25年前の作りなので上級者には物足らない部分もあるようですが、最近まで月産7万本も売れ続けていた脅威のレンズなのです。
そんなレンズの後継として、光学設計はそのままに駆動系を変更、レンズコーティングをデジタル仕様とし、最短撮影距離を10cm短くまた、絞り羽が7枚円形となってさらに自然な円形ボケが得られるようになっております。

Q.じゃあ光学系はそのままなら旧型と写りは同じじゃね?
A.はい。そうです^^。ただし、新型はレンズ表面のコーティングによってレンズフードが無かったとしてもゴーストやフレアは発生しにくいので気軽なスナップ撮影などには適しているかなと。


左がEF50/F1.8STM 右がEF50/F1.8II
新型の方が全体的に梨地となっており作りがしっかりしています。
マウント部分が金属になったことにより安心感もあります。

ただ、残念なことにお値段が旧型と比べて実売で1.8倍ほどお高くなったのが難点ではありますが、旧型を持っている人はそんなに焦って買わなくても写りは同じなのでもう少し価格がこなれてきた時に買い替えるのもありでしょう。

少し外に出てパチリ。



少し撮った感じでは、開放では周辺光量落ちが大きいのと周辺のピントの甘さが出ておりました。F2.8まで絞ったらかなり改善されてかなりシャープになります。F5.6で素晴らしい描写力が得られます。この辺りの特性は前モデルと変わらないですね。ただ、新型はAFの精度がかなり上がったと思います。STMも静かですし。

自分はこのレンズを買った最大の理由は、最短距離が45cmから35cmまで縮まって寄れるようになったことでしょうか。
室内撮りや近接撮影が多いと寄れるということは非常に重要なファクターでして、10cmも最短撮影距離が変わると絵の印象が結構変わりますからね。

この明るいレンズで夜景なんか撮ったらさぞかし綺麗でしょう。

《タカダ》

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