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商売繁盛で笹持ってこい!

2015年01月09日

南千里店

今日は大阪では「えべっさん」で知られる、十日戎の宵戎に入りますね。

大阪の今宮戎神社では、十日戎が9日「宵戎(ヨイエビス)」、10日「本戎(ホンエビス)」、11日「残り戎(ノコリエビス)(残り福)」の3日間行われ、商売繁盛の神様として、信仰を集めている。「商売繁盛で笹持ってこい」のお囃子のなか、福娘から笹を授かろうと、3日間で約100万人の参拝者が訪れるそうです。


ふと、えびすの漢字を見てて思ったんですけど、戎と恵比寿の漢字が使われているのは何か意味があるんかいなとおもって調べて見たのですが、どうも地方によって漢字の使われ方が違うようで、九州では「恵比寿」を関西では「戎」が使用されているみたいです。
ただ、他にも蛭子や恵比須などの漢字を当てていることもあり、どれが正解不正解は無いようです。
平仮名表記でも「えびす」と「ゑびす」がありますので、えびす神だけ七福神の中でこれだけ漢字表記のバラエティ豊かなのは面白いですね。



これは、えびす神が七福神の中で唯一「日本出身」の神様であることと関係があるのかもしれません。
他の六神はそれぞれ中国であったりインドであったりしますので、えびす神がより広い土地土地での信仰があった証拠なのでしょうか。
しかし、「戎」の漢字を紐解くと、元は異人、異民という意味に通じるので、どうしてえびす神を関西では戎という漢字を当てているのか、謎は深まるばかりです。

まあでも、商売繁盛をもたらしていただけるのなら戎でも恵比寿でも恵比須でも蛭子でもなんでもOKです!

《タカダ》

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